－箱物を作るということについて、反対の声もあったかと思います。

　「挑戦的な大きい事業をしたいと思っています。（商業施設として定着せず市が買い取り再整備した）コリンザで借金まみれになった経験を沖縄市はしているので、箱物作りについて不安がる人はいました。しかし観光客の伸びから時代の可能性を感じています。気軽に海外旅行もできる時代です。それらの条件も踏まえて推していきました。那覇空港の第二滑走路の供用も重なり、良いタイミングだと思います。沖縄市は大半が本島の内陸にありますから、観光経済を入れ込むためには、積極的に何かを仕掛けなければ沖縄市には人が来ないんですよ。恩納村のようにビーチがたくさんあるわけではありませんし。人を呼び込む器が必要です。観る人も使う人も（イベントを）作る側も三位一体で支持されれば各業界からも認められるので、良い物を作っていきたいです」