宜野湾市長選、佐喜真氏が当選

 
告示日だった1日の出陣式で支援を訴える佐喜真氏=宜野湾市

 8日に投開票された沖縄県宜野湾市の市長選で、自公が推薦した元市長の佐喜真淳氏が2万4173票を獲得して当選した。玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力が推す前市議の桃原功氏(1万6195票)、会社代表の比嘉隆氏(705票)は及ばなかった。

 選挙戦は、松川政則市長が死去したことに伴うもの。佐喜真氏は松川氏の市政を継承し、政府が進める米軍普天間基地の辺野古移設を容認する姿勢を示している。

 辺野古移設に反対する桃原氏が敗れたことは、6月投開票の県議選における敗北に続き、玉城知事には痛手となる。

 投票率は53.27%で、前回( 63.49%)から10.22ポイント低下した。

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宮古毎日新聞

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