災害警戒本部を設置 台風13号接近で沖縄県

 
台風13号が沖縄・奄美両地方に接近することに備え、開かれた県災害警戒本部会議=13日、沖縄県庁

 台風13号が14~15日にかけて沖縄と奄美の両地方に接近することに備え、沖縄県は13日、県庁に災害警戒本部を設置した。沖縄気象台の志堅原透気象防災情報調整官が台風13号の強さや今後の動き、警戒事項などについて説明した。


 志堅原調整官によると、14~15日にかけて台風13号は暴風域を伴いながら、沖縄本島地域や大東島地域に最も接近すると予想。接近時に、沖縄本島では警報級の大雨が降るほか、猛烈な風で一部の電柱が倒壊したり、建物の一部が広範囲に飛散したりする恐れがあると説明した。

 その上で暴風警報が発令された場合は、「不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してほしい」などと述べた。


 玉城デニー知事は、コメントを発表。県内が暴風警戒域に入る可能性は低くなっているとしながらも、沖縄本島と大東島両地域の住民に「暴風、強風への備え、高波などへの警戒が必要。飛ばされそうな物の固定、停電などへの備えをお願いします」と呼び掛けた。


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