FC琉球、第2次・金鍾成監督体制下の“初陣”で白星! 連敗を「4」でストップ

 

 サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った。

 18位の琉球は23日、ロートフィールド奈良で7位の奈良クラブと今季第28戦を行い、1ー0(前半0ー0、後半1ー0)で勝利。連敗を4でストップし、6試合ぶりに勝ち点3を獲得した。通算成績は9勝15敗4分の勝ち点31。順位は18位のまま。J2に昇格した2018年シーズン以来、5年ぶりに琉球を率いることになった金監督の下で大きな一勝を挙げた。

 今シーズンは残り10試合。次戦はホームのタピック県総ひやごんスタジアムでAC長野パルセイロと対戦する。

 残留争いを続ける19位のSC相模原、20位のギラヴァンツ北九州は24日に第28節を戦う。

後半33分、FW白井陽斗が滑り込んで一発

  奈良戦は前半4分、MF清武功暉が直接フリーキックを枠内に蹴り込み、早々に惜しい場面をつくった。相手にチャンスをつくられる場面もあったが、その後も清武のペナルティエリア外からのミドルシュートがクロスバーを叩くなどゴールに迫り、主導権を握った。

 スコアレスのまま折り返し、その後も度々好機をつくった。すると後半33分、MF中野克哉が右サイドの高い位置でボールを奪い、拾ったMFケルヴィンが右サイドを駆け上がった中野にパス。クロスに反応した白井がディフェンダーに密着マークを受けながら滑り込み、目一杯右足を伸ばして軌道をずらしてゴール左隅に流し込んだ。

 最後は何度もゴール前にクロスを放り込まれたが、粘り強く跳ね返し、6試合ぶりの無失点で勝ち切った。

「ここから全勝負けなしでいきたい」

 後半16分に清武との交代でピッチに入り、今シーズン自身3ゴール目で厳しい状況下のチームを救った白井。試合後に受けたインタビューの一問一答は以下。

ー得点シーンはを振り返って。

 「練習中からゴール前に飛び込んでいくことを意識していました。試合に出る時も監督にゴールを決めてこいと言われていたので、入って良かったです」

ー6試合ぶりの勝利となった。

 「先のことは考えず、目の前の試合に勝つしかなかった。まずは1試合勝って、ここから流れに乗るしかないという話をしていたから、勝てて良かったです。自分は試合途中からの出場だったので、先発で出て、90分通してプレーしてくれた選手たちのおかげだと思う。みんなに感謝したいです」

ー今後に向けて。

 「まだ1試合勝っただけ。ここから全勝負けなしで最後までいけるように頑張ります」

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長嶺 真輝

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ながみね・まき。沖縄拠点のスポーツライター、フリーランス記者。
2022年3月まで沖縄地元紙で10年間、新聞記者を経験。
Bリーグ琉球ゴールデンキングスや東京五輪を担当。金融や農林水産、市町村の地域話題も取材。

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