沖縄の薬物事情 入手ルートはどこからどこへ
- 2021/5/18
- 社会
このようなパーティーで大麻などが使用されるのは日常的なことだという。「好きな人は好きな人同士で集まりますから。例えば、わざわざ飲み会でタバコ吸う時に『タバコパーティー』だなんて言わないじゃないですか。それと同じことです」
沖縄の場合、米軍関係者から薬物が流れてくることも考えられるが「以前は基地内で買っている人の話も聞いたことがありますが、今はむしろ逆です。米軍関係者が日本人から買っているはずです」と男性は話す。「『え?お前もやってるの?』っていう人もたくさんいますよ。医者や教員がやっていることにも特に驚きません。たまたまその人がその職業だった、というだけで。警察官もいました」と、薬物が職業や社会的階層を問わず広がっている現状を述べる。
薬物と迷惑のはざ間で
男性は大麻を含めた薬物を使用する人たちの感覚について「人に迷惑をかけなければやってもいいという考えだと思います」と推察する。自身も使用したことがあると明かすが「ただ、薬物への賛否以前に、逮捕されたらそれ自体が周囲に迷惑をかけることになりますよね。薦めないです」と肯定を避けた。