コロナ禍の沖縄旅行は楽しめない? リピーターと初訪沖で再訪意向に差

 

海外誘客はターゲット層特定が必須

 「コロナ禍における訪日外国人旅行者の意向調査」では、コロナ収束後に観光旅行で海外へ行きたいと答えたアジア・欧米豪の居住者は8割以上で、海外旅行への高い意向が示されている。中でも日本は「食事が美味しい」「行きたい観光地や観光施設がある」といった理由で、観光旅行したい国として人気が高いことが数字に表れる結果となった。

 沖縄への認知度は国、地域、年代によって異なっていて、特に台湾で77.2%、香港で66.1%と高い数値が示されている。ただ、一方で欧米豪の4カ国では2割前後、訪問の意向は1割未満となっており、低水準と言わざるを得ない。

*国別での沖縄の認知度と訪問意向

 公庫は調査結果を受けて、認知度が低い国や地域に対してはターゲットとする国や年代などを特定しつつ、日本政府観光局(JNTO)や国内地域と連携したプロモーションの実施、若年層を対象にSNSやインフルエンサーを活用した発信を提言した。

 この調査結果は日本政策投資銀行(DBJ)と日本交通公社(JTBF)が20年12月にインターネットで行った調査データを基に、公庫が沖縄旅行に関連する部分をまとめた。アジア、欧米豪12地域の住民6,139人からの回答を得ている。

■関連リンク
修学旅行はリピーターにつながらない? ポストコロナの沖縄観光の課題とは ‖ HUB沖縄
【視点】観光業が大打撃の今こそ沖縄経済の構造改革を ‖ HUB沖縄

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真栄城 潤一

投稿者記事一覧

1985年生まれ、那覇市出身。
元新聞記者、その前はバンドマン(ドラマー)。映画、音楽、文学、それらをひっくるめたアート、さらにそれらをひっくるめた文化を敬い畏れ、そして愛す。あらゆる分野のクリエイティブな人たちの活動や言葉を発信し、つながりを生み、沖縄の未来に貢献したい、と目論む。

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