プリンスホテルが沖縄初進出 宜野湾に12日オープン
- 2022/4/8
- 経済
西武・プリンスホテルズワールドワイド(東京、小川正彦社長)が12日、宜野湾市真志喜に「沖縄プリンスホテル オーシャンビューぎのわん」をオープンする。国内外に展開するプリンスホテルブランドが沖縄に進出するのは初めて。
那覇市街まで車で20分、北谷も10分
ホテルは地上14階建てで、敷地面積は約8003平方メートル。全340室がオーシャンビューのテラス付きとなっており、本島西海岸の景色が楽しめる。レストランやスパのほか、2階と最上階に二つのプールを備える。館内には沖縄にゆかりのある作家らが手掛けたアート作品が展示されている。
2018年に開通した浦添市西洲と宜野湾宇地泊を結ぶ西海岸道路もあるため、那覇市街へのアクセスは車で約20分、本島中部の観光地である北谷エリアも約10分とアクセスは良い。
リゾートMICE需要を見込む
近隣には海水浴やバーベキューが楽しめるトロピカルビーチのほか、国際会議や音楽コンサートなどが開かれる沖縄コンベンションセンターも徒歩圏内に立地する。観光客に加え、企業などの会議や展示会のMICE需要も見込む。
同社はホテルの周辺エリアについて「今後のさらなる発展が見込まれます」とした上で、沖縄進出にあたって「ホテル滞在を通して沖縄の恵まれた自然環境や文化を体験していただき、沖縄の魅力を発信する新たな拠点となることを目指してまいります」と説明している。