宜野湾の老舗・島模型店の完コピジオラマ登場!常連男性が込めた思い

 

「いつか子どもも一緒に」

 CJさんが今回作った島模型店のジオラマは、必ずしも「今の島模型店の模写」ではなく、そんな歴史も全て包み込んで「島模型店の今昔」を表現している。「小さい頃から来てるんで、90年代当時の島模型店の感じも出したかったんですよね。古臭い作りになってしまったんですけど、今考えたら90年代でもこんなに古い感じではなかったはずです」と話すCJさん。ずっと通い続けた馴染みのお店だからこそ、積み重ねられた思い出や歴史がジオラマに自然と投影されたのだった。

 「もし子どもが生まれたら『お父さん小さい時ずっとここでプラモデル買ってたんだよ』って言いたいですよね」

店の“おじさん”が残してくれたもの

 島模型店のSNSには、頻繁にお客さんが作って持ってきたプラモデルがアップされている。作品を作ったら、みんながついつい「こんなのできたよ」と見せに行きたくなるような親近感の沸くお店だ。買って終わりではなく、買った後のコミュニケーションが楽しめることも大型量販店にはない、街の模型店ならではの魅力の一つだ。

 店内には、数十年前から置いてあるであろう商品も敢えて残されている。それは何かのスイッチだったり、ちょっとした修理用の部品だったり。これらは決して多くの人に買い求められるものではないかもしれないが、いつか誰かの役に立つようにと初代・宗信さんや2代目・洋一さんが残してくれた“おじさんからの愛”なのかもしれない。


島模型店
住所:沖縄県宜野湾市新城2-37-16
電話:050-7120-2004
営業時間
金 12:00-21:00/土 11:00-21:00/日 10:00-15:00/祝 11:00-21:00
ツイッター:@HobbyShima

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長濱 良起

投稿者記事一覧

フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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