宜野湾の老舗・島模型店の完コピジオラマ登場!常連男性が込めた思い

 

 ジオラマを見た時のことを「実は相当感動していました」とこの時初めて明かした嘉数さんは、CJさんと笑い合った。「先代の家族全員にすぐ見せてあげたいぐらい本当に感動しました」と嬉々として話す。

「実は相当感動していました」と話す嘉数学店長(左)と談笑するCJさん

日本復帰前から続く歴史と先代家族の物語

 島模型店は初代・島袋宗信さんによって1965年に創業された。当時の店名は「島玩具店」。米軍統治下の影響か「SHIMA TOYS & GIFT SHOP」と英語の店名の方が大きく書かれていた。同じ建物の隣同士「スマイル洋裁店」を営むのは妻の静子さんだ。夫婦仲良く商売に励んだ。

創業時の店構え。今も変わらずこの場所で営業している(親族提供)
「島おもちゃ店」の看板を掲げていた、90年代あたりと見られる頃の島模型店(同)

 2013年に宗信さんの跡を継いだ2代目の息子・洋一さんは、常連客から「おじさん」と親しまれていた。今の店長である嘉数さんもまた、洋一さんを慕っていた一人だ。洋一さんが突然他界したのは2年前。島模型店自体も一時は存続の危機に立たされたが、個人的なつながりの中で嘉数さんに3代目の声がかかり、店を引き継いだ。現在嘉数さんは、島模型店の店長とデザイナーの二足のわらじで活躍している。

 ジオラマの完成に、創業家の島袋ファミリーも喜んでいる。親族の男性は「お店への愛情がないとできませんよね。忙しいところわざわざ作ってくれて感謝しています」とうれしそう。最初にジオラマのことを知ったのはお店のツイッターだった。「店の外観写真をアップしたのかなと思って、よく見てみたらジオラマでした」とその精巧さに驚いた。

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