ブルーシールがギフト一新 県産きび糖使用&プラゴミ大幅削減

 

 アイスクリーム販売などを行うフォーモストブルーシール株式会社は、4月1日から「ブルーシールギフト」をリニューアル発売している。すべてのフレーバーに沖縄県産きび糖を加えた他、梱包資材を発泡スチロールから段ボールへと変更することで年間約17tのプラスチックごみ削減を見通す。(2021年出荷比)

 ブルーシールギフトは12フレーバーからなり、12個入り、18個入り、24個入り、36個入りがある。

 12フレーバーのうち6種類はバニラやチョコレートなど定番アイスを、残り6種類は沖縄紅イモや沖縄マンゴー、塩ちんすこうといった沖縄ならではの味わいを用意しており、そのすべてに5%の沖縄県産きび糖を使用している。

 今回、発送資材を発泡スチロールから段ボールへと転換させたのは、プラスチックごみ削減の他、資源ごみとして各家庭で廃棄しやすいようにとの狙いもある。アイスが溶けにくいように箱の構造や輸送システムを整備し、品質面には影響はないという。

 段ボールの箱となったことでパッケージデザインも一新。“沖縄から届いた贈り物”をコンセプトに、沖縄の海を空が昼と夕方とで見せる違う表情を、パッケージの表と裏で表現している。

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長濱 良起

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フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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