国内初「マッスルビーチ」をアラハに 沖縄の強みで健康×観光
- 2020/12/29
- 社会
野国昌春町長は「ビーチが3つある西海岸が北谷町の売りです。沖縄発の取り組みとして今あるものを有効活用できるとのことで、しっかり検討していきたいです」と答弁した。
傍聴した仲宗根さんは「マッスルビーチという概念が国内ではまだこれからという段階で、町長にその存在やメリットを知ってもらえたのは大きいです。第一歩目を踏み出せたという思いです」と話した。自身の課題として「多くの人に利用してもらえるようなイメージを整え、発信していく必要があると感じています」と述べた。
心身の健康に「北谷からモデルケースを」
仲宗根さんはマッスルビーチの活用を「心の健康」にも見出している。「野外で日光を浴びながら裸足になって、体作りをしながらこの場に集う人たちと交流することで、居場所づくりや心身の健康につながります」と期待する。目の前で体を鍛えている人の姿を見て刺激を受けて、体作りを始めたり継続したりするモチベーションが上がる側面もあるという。「北谷がモデルケースになって、国内各地のビーチの新しい活用法がもっと広がればいいなと思っています」