那覇-バンコクのLCCチャーター便就航 週2往復

 

 タイのLCC・タイベトジェットは3月16日、バンコク・スワンナプーム空港と那覇空港を結ぶチャーター便の就航を開始した。運航は木曜と日曜の週2回、1往復ずつで、タイの旅行会社Tourladfah社との協力で実現した。タイベトジェットは「日本はタイの旅行客にとっては非常に人気です。特に沖縄の歴史や建造物や伝統文化、美しい自然と景色は世界中の観光客を魅了することでしょう」とコメントしている。

 同社はこれまで、バンコク-福岡、チェンマイ-大阪の各便を運航しており、沖縄路線は初就航となる。バンコク発はタイ時間9時30分発、日本時間15時40分着で、沖縄発は日本時間16時40分発、タイ時間19時30分着となる。

 沖縄とタイを結ぶ便について、コロナ禍に入る前はPeachが那覇―バンコク線を運航していた。

 バンコクのスワンナプーム空港は、シンガポールのチャンギ空港やマレーシアのクアラルンプール空港などと共に東南アジアの大規模ハブ空港としても機能しており、今回の沖縄-バンコク便の就航は、単純に2都市間のみならず、周辺都市からの流入も期待ができる。

 タイベトジェットは2014年に設立された。タイ国内12路線を運航する他、国際線はタイやベトナムを拠点にシンガポールや日本、カンボジア、台湾などの各都市に就航し、アジア太平洋地域におけるネットワークを拡大している。


長濱 良起

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フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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