海外行けない今こそ チャンプルー文化で誘客「沖縄で世界旅」

 

 沖縄県と、観光振興などを行う沖縄県の外郭団体「沖縄観光コンベンションビューロー」の2者は、コロナ禍で海外旅行が気軽にできない中で、これまで海外旅行によく行っていた層に向けたプロモーション「沖縄で世界旅」の展開を始めている。沖縄にいながらにして「アメリカ」「ハワイ」「アジア」「琉球」の4文化を体験できるという触れ込みで、12月13日には特集サイト(https://www.okinawastory.jp/contents/world_travel/)が公開された。

「世界って、なんて広くて一つなんだ。この島で。」

 「世界って、なんて広くて一つなんだ。この島で。」がキャッチフレーズ。沖縄で体験できる「アメリカ」については、戦後アメリカ文化を色濃く受けた沖縄市のライブハウスや、宜野湾市のアメリカン家具店などを紹介している。

 また、「ハワイ」の青い海や青い空といった南国リゾート感やホスピタリティを沖縄との共通点として打ち出し、ハワイ発の高級ホテル「ハレクラニ沖縄」をはじめとしたリゾートホテルやハワイ料理店を紹介。「アジア」については、琉球王国時代にアジア各国と交易しながら独自の文化を育んでいった歴史も絡めながら、旧正月文化や食文化、音楽文化などを見せることで異国情緒を演出している。

 さらに、沖縄を敢えて「琉球」と表記し、かつての独立国だったことを印象付けながら、世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」や世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」といった、沖縄にしかない唯一無二で世界規模の魅力を取り上げ、海外旅行ファンを引き込む。

 特集サイトで沖縄のことを学びながら、クイズに答えて沖縄食材やグッズが当たるキャンペーンも実施している。

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長濱 良起

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フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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