沖縄の子「夢や目標ある」全国上回る 中学生で顕著 文科省調査

 

 沖縄県では全国平均に比べて「将来の夢や目標を持っている」とする児童生徒が多いことが、5月に実施された「全国学力・学習状況調査」の結果から明らかになった。9月9日に開催された沖縄県教育委員会で公開された。小学生は全国80.3%に対し沖縄81.2%(プラス0.9ポイント)、中学生は全国68.6%に対し沖縄73.2%(プラス4.6ポイント)と、中学生の方が「夢や目標を持つ」ことに自覚的な傾向にあることが分かった。

 県内での同調査は、公立小学校6年生約1万5000人、公立中学校3年生約1万3500人に対して行われた。

 学習調査ではその他、「自分にはよいところがあると思いますか」との問いに対して、小学生は全国76.9%に対し沖縄76.1%、中学生は全国76.2%に対し沖縄76.6%と、ほぼ全国と同水準だった。

 一方、「授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいましたか」との問いには、小学生は全国78.2%に対し沖縄75.3%、中学生は全国81.0%に対し沖縄79.6%と、やや低い傾向がみられた。

中学学力は改善傾向

 学力面では、平均正答率で小学校の国語が全国64.7%に対し沖縄65.0%、算数が全国70.2%に対し沖縄69.0%と、共に全国並みだった。

 中学校では国語が全国64.6%に対して沖縄60.0%(マイナス4.6ポイント)、算数が全国57.2%に対し沖縄52.0%(マイナス5.2ポイント)となっており、依然全国との差が開いているものの、前回2019年の調査と比較していずれも改善されていることも示された。

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長濱 良起

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フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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