オリーブオイルで沖縄料理をもっとおいしく
- 2021/2/28
- 食・観光
天ぷらにもオリーブオイル!沖縄料理の合わせ方
榊田さんは「オリーブオイルを多くの人に活用してもらいたいので、持ち込みもOKにしています」と話す。今回取材時に沖縄料理を持ち込み、それぞれに合うオリーブオイルをチョイスしていただいた。用意したのは以下だ。
まず「この中でNGなもの」を最初に尋ねてみたが、なんとNGはないとのこと。ラフテーや沖縄天ぷらはNGだと踏んでいたが、榊田さん曰く「オリーブオイルは何にでも合います」とのこと。鮮度のよいものなら揚げ物にたっぷりかけても油っこくならず、榊田さんはとんかつにもオリーブオイルをかけるらしい。
早速、それぞれに合うオリーブオイルをチョイスしていただいた。
◎セーイカの刺身×ドメーヌ・サルヴァトールバジル
店内にはフレーバーオイルも数種類用意されており、こちらはバジル風味のオリーブオイル。バジルとオリーブオイルの豊かな香りが合わさり、シンプルなセーイカがイタリアン風になった。早速「こんな合わせ方があるのか」と驚いた。白ワイン似合いそうだ。
◎島豆腐×Oh!
「Oh!」は驚くほど緑の濃いオリーブオイル。シンプルな島豆腐が一気に高級感のある香りになる。オリーブオイルには醤油とも合うそうなので、醤油を少したらしても良さそう。こちらは日本酒にも合いそうだ。
◎クーブイリチー×ドメーヌ・サルヴァトールフュメ
りんごの木で燻製した個性派オリーブオイル。スモーキーな香りが面白く、クーブイリチーの家庭的な味わいが、一気に酒のつまみへと化す。
◎沖縄そば×コセチャ・プロピア
2020年オリーブジャパン金賞受賞のオリーブオイル。まろやかさが特徴で、そばの味を邪魔せず柔らかい香りが楽しめる。味変に使いたい。
◎パイナップル×アルベッキーナ
リンゴ風味の不思議なオイル。こちらも2020年オリーブジャパン金賞受賞。華やかな味わいになるため、スイーツとの相性が良い。
◎沖縄天ぷら×ドメーヌ・サルヴァトールシトロン
農業大国フランスの無農薬レモンの皮を絞ったフレーバーオイル。皮のかすかな苦みもあり、天ぷらの油っこさを中和してくれる。「レモンを揚げ物に絞ると水分でベチャッとするのが嫌だ」という人にもぴったり。
◎ラフテー×コンポジシオン
2020年オリーブジャパン最優秀賞受賞。かなり濃い味のラフテーには、濃さに負けないくらい強くてしっかりしたオリーブオイルを合わせた。
◎もずく×ドメール・サルヴァトールかぼす
無農薬かぼすの皮を絞った世界初のフレーバーオイル。さっぱりとした味わいが楽しめるため、もずくやソーメンチャンプルーなど和テイストの料理に合う。