非行をどう防ぐのか 月影のパトロール隊に同行取材

 

 ♪小禄(うるく)豊見城(とぅみぐしく)垣花(かちぬはな)三村(みむら)三村の姉小達(あんぐゎた)が 揃(すり)とてぃ 布織(ぬぬをぅい)話 綾まみぐなよ 元(むとぅ)かんじゅんど♪(小禄・豊見城・垣花の三村の女の子たちが、お揃いで機織り話に余念がない。糸をほつれさせたら元も子もないよ)

 沖縄民謡のご当地ソング「三村踊り」の一番の歌詞である。那覇市南部に位置する小禄地域はかつて、澄ました感じのある首里や我先に商売にいそしむ那覇とは異なり、飾り気のないのどかな雰囲気を残していた。

 近年ゆいレール小禄駅に大型商業施設が進出し、一気に都市開発が進んだ。それと同時に一時期、少年少女の非行が大きな社会問題になった。「非行は芽のうちに摘み取れ」と各学校のPTAや教育委員会、ボランティア有志らは、定期的に夜間パトロールを開始した。

2班に分かれて街に繰り出す

 金城(かなぐすく)中学と那覇西高校のPTA、那覇市教育委員会、有志ボランティアらは、合同で毎月第一、第三金曜日に巡回活動を実施している。本サイト〈「一秒でも早く!」空の救急救命 元機長が語る危機管理〉(https://hubokinawa.jp/archives/1457)、〈危機管理から見た“尖閣クライシス”とは〉(https://hubokinawa.jp/archives/1647)に登場した井上正利さんは、子供たちが同中学・高校を卒業後も10年余にわたり活動を続けていて、井上さんを介して同行取材を申し込んだ。

 集合時間の20時30分より20分ほど早く、待合場所の同校美術室に到着すると、既に数人の父母が先着していた。この日は2年2組の父母が担当だという。時間が近づくにつれぞくぞくと参加者が増えた。

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1.  甲子園球場では高校野球のセンバツ大会がスタートし、球児たちの春が帰ってきた。一方…
  2. 飼い主様を探しています!見覚えのある方はDMまたは沖縄動物愛護管理センターのホームページま…
  3.  新型コロナの影響でタイトルをかけた決戦のリングにすら上がれなかったプロボクサーがいる。H…
  4.  卓球Tリーグチーム琉球アスティーダを運営する「琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社」と…
  5.  「コロナを経てライブはこれまでのように元通りになるはずがないと思う。ただし、良い意味で。…
琉球海運_広告国場組大寛組前田鶏卵
大寛組前田鶏卵琉球海運_広告国場組

特集記事

  1.  「コロナを経てライブはこれまでのように元通りになるはずがないと思う。ただし、良い意味で。…
  2. 「県の対応が短いスパンに基づいた判断での医療施策に偏りすぎており、宿泊業や観光関連業が取り…
  3. 「さすがに家賃の上がり方が異常でした」  そう振り返るのは、宮古島市平良の「住宅情報…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ