お笑いバイアスロン覇者・プロパン7インタビュー「沖縄の笑いをブランドに」
- 2020/9/22
- エンタメ・スポーツ
漫才時のアクリル板を有効利用
―沖縄の言葉も織り込んでいて、県民を意識したネタだったのでしょうか?
けいたりん「敗者復活戦は、視聴者のウェブ投票だったので、ウチナーンチュに向けたネタをやりました」
じゅぴのり「バイアスロンの場合は、僕らのネタの色からすると(東京にいる)審査員に伝わらないだろうという諦めがあったので。完全に視聴者を狙っていました。結局、賞が取れるかどうかは分からないので、優勝できなくてもテレビを見ている人が『プロパン7のネタが一番面白かったよね』ってなれば良いなと思っていました」
―コントではキロロをモチーフにしたキャラで、コンサートMCのネタをされていましたね。
じゅぴのり「単独ライブでウケてたネタでした。一度別の番組でも披露したことがあって、反響もあったので、このネタで挑戦しました。ネタ自体は3、4年前からありました」
けいたりん「もともとのネタは長いんですよ。(バイアスロン既定の3分ではなく)7分以上はありました。実際に歌う場面もあって」
けいたりん「キロロをフィルターにして『実際にいそうな沖縄の女性』を演じていました。見落としがちな『こんな人いるよねー』という役を描きました」
じゅぴのり「キロロではなくて『キロロー』という別団体です。パラレルワールドのキロロです」
―今回はコロナ対策で、漫才の時にはお2人の間にアクリル板が立てられていました。
じゅぴのり「なので、場面設定は『2人が同じ場所にいない』ネタにしました。台風中継のネタで『スタジオのキャスター』と『現場で中継するレポーター』に分かれました。そうすると、演技としても向かい合う必要がなく、2人とも前を向いたままネタを進められます」
けいたりん「どうせ(観客から見て真ん中に)線が入ってしまうので、もう(場面設定に利用する形で)区切ろうと」
じゅぴのり「アクリル板挟んで漫才をすること自体、初めてでした」
けいたりん「初めての試みだったんですけど、最初の1分ぐらいの台本は、最初関西弁で作って組み立てて、それを後から自分たちの言葉に直しました。関西のしっかりとした漫才のスタイルを手本にしたイメージです。漫才は最初、自信が無かったので『オチは浅くても、構成がしっかりしている』という評価をもらえたら良いのではと思って」
じゅぴのり「時間が3分と短いので、関西の漫才のテンポや間の取り方に自分たちの言葉を合わせた感じです」
―セリフの中に基地問題も絡めた場面もありました。繊細な話題に踏み込んだことで東京の審査員を意識した部分もあったのでしょうか。
けいたりん「あれは、審査員の票狙いでしたね。他の参加者は触れない話題だろうと。あの部分については本番直前まで何回も練習しました。票狙いでした(笑)」
じゅぴのり「デリケートなので、笑っていいのか分からないということを避けるために『警備員につまみ出される』というリアクション芸まで持っていって、笑いにしていきました」