お笑いバイアスロン覇者・プロパン7インタビュー「沖縄の笑いをブランドに」

 

 コントと漫才の両方で沖縄県内の“お笑い総合王者”を決める賞レース「エッカ石油 お笑いバイアスロン2020」の決勝が8月29 日、那覇市のタイムスホールで開かれ、プロパン7(エンターサポート所属、2003年結成)が敗者復活戦から勝ち上がった末に初優勝を果たした。

 今年で8年目を迎えたこの大会は、在京の一流放送作家が審査員を務めることでも知られ、毎年QABで生中継される。

 プロパン7のじゅぴのり(長嶺慶典)とけいたりん(上原圭太)は、高校野球のコントで敗者復活を勝ち抜け、決勝の2本にkiroroに扮したコント、台風中継の漫才を引っさげ、栄光をつかみ取った。

 新人時代から一貫して大切にしてきたことは“目の前の観客を相手を笑わせ、自分たちが満足できるネタをやりきる”ということだった。優勝から約1カ月。改めてこれまでの道のりなどをリモート取材で聞いた。

「お笑いバイアスロン2020」の決勝進出者らと映る王者・プロパン7(前列中央、提供)

敗者復活を勝ち抜けると「テレビで3本ネタができる」

―優勝おめでとうございます。ネタを終えた後に手応えや確信はありましたか?

じゅぴのり「(準優勝の初恋クロマニオンと同点で並び)銀メダル確定の時点で『よくやったな』という気分でした。敗者復活戦を勝ち抜いて本選に進むと、(本選のコントと漫才計2本と合わせて)とにかくテレビで1日3本ネタができるんですよ。なので敗者復活の時点で万々歳でした」

けいたりん「本選のコントで3位につけた時点で、上出来だなと思っていました。ここから順位が落ちなければいいなと」

じゅぴのり「優勝決まった時はきょとん、という感じでした」

けいたりん「まさか、みたいな」

―プロパン7さんは、コントの印象が強いです。

じゅぴのり「コントの方が自信ありました。O-1グランプリ(OTV主催のお笑い賞レース)もコントで出ていましたし、ここ2年ぐらい漫才はしっかり作ったことなくて、苦手意識のようなものは少しありました」

けいたりん「バイアスロンは必ず漫才もやらないといけないというルールがある意味で“競技”のようです」

―敗者復活のネタは、高校野球のネタでした。

じゅぴのり「今年は甲子園が無かったじゃないですか。みなさん甲子園を見たいのではないかと思って。そこで一つぐっとつかもうという狙いはありました」

けいたりん「敗者復活のこのネタに一番勝負をかけていました。あそこで負けていたら一気に他のネタができなくなるので、復活が決まって一気に解放されました」

けいたりん「僕ら2人とも那覇高校の野球部だったんですよ。ネタ中に出てくる滑舌の悪い伝令部員は、実際にいた同級生をモデルにしてキャラを作りました」

じゅぴのり「僕は2年間キャッチャーやっていたんですけど腰痛めて、最後はセカンド守っていたんですけど、その時にセカンドとキャッチャー同士交代したのが、その同級生でした」

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3 4

関連記事

おすすめ記事

  1. 「率直に言うと、玉城デニー知事のコロナ対応は失敗に他なりません」 そう厳しく批判するのは、…
  2. 「沖縄県内のとある小学校のミニバスケットボールチームの話です。大会で勝ち上がって県外遠征試…
  3.  新型コロナウイルス患者が適切な治療を受けられずに在宅で死亡するケースもある中、沖縄県北部…
  4. 「やっと外で飲めた~」「お店での生ビールは格別!乾杯ー!!」  10月2日の夕暮れ時…
  5.  「指笛の吹き方講座!あなたも必ず吹けます♪」「沖縄県民に『沖縄あるある』聞いたら共感しか…
琉球海運_広告国場組大寛組前田鶏卵
大寛組琉球海運_広告前田鶏卵国場組

特集記事

  1. 「率直に言うと、玉城デニー知事のコロナ対応は失敗に他なりません」 そう厳しく批判するのは、…
  2.  地球温暖化に対する危機感はいまや世界中で共有され、2015年のパリ協定を契機に、…
  3. 「国と県による営業妨害がもう1年半も続いているという感覚。沖縄県はコロナ対策としてやってる…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ