新人の古謝氏が総決起大会 24日から各地をリレー 参院選沖縄区

 
菅義偉前首相(左端)らと共に「ガンバロー三唱」で勝利を誓う古謝玄太氏(右端)=26日、八重瀬町内

 7月10日投開票の参議院議員選挙に向け、沖縄選挙区に立候補している自民新人の古謝玄太氏(38)=公明推薦=が沖縄本島南部の各地を巡る総決起大会が26日に行われた。菅義偉前首相が応援弁士として登壇し、自身の官房長官時代に古謝氏が部下であったことなどに触れながら支持を訴えるなど、政権与党や各省庁とのパイプの太さを強調。古謝氏は若さや経験を武器に“即戦力”としての存在感をアピールした。

「みなさんの生活のお役に立てる即戦力です」

支持を呼び掛ける古謝氏

 この日は南風原町、与那原町、南城市、八重瀬町、糸満市、豊見城市の主要交差点などを菅前首相らと共にリレー形式で巡った。総決起大会は24日の那覇市を皮切りに連日各支部単位で行われており、25日にも中北部各地を菅前首相と共に回り支持を呼び掛けていた。27日以降も各地で総決起大会は続く。

 八重瀬町の「南の駅やえせ」前の交差点で行われた総決起大会で古謝氏は、内閣官房での職務経験から「やんばる・西表を含む世界自然遺産登録や、西普天間住宅跡地の活用、那覇空港の第二滑走路増設など、沖縄振興につながるプロジェクトで各省庁の取りまとめ役をやらせて頂きました」と、霞が関での実績を強調。岡山、長崎両県庁への出向経験や民間企業での先端的なまちづくりなどに携わったことから「これらの経験を沖縄に持ち帰ってこれからの沖縄の未来を作りたい」と力強く語った。

 国家としてのプロジェクトは「10年も20年も時間がかかる」と述べ「ということは、子どもたちが大きくなった時の沖縄は、今作り始めないといけないんです」と速やかな政策実現を訴えた。その上で「私は実際に国の中で法律や制度、予算を作ってきた。各省庁とネットワークを作ってきた。みなさんの生活のお役に立てる即戦力です」と支持を呼び掛けた。

菅前首相も登壇 古謝氏は「沖縄振興に全力」

古謝氏への支持を訴える菅前首相

 菅前首相は古謝氏について「沖縄振興に全力で取り組んでいた。よく仕事をする人間だと思っておりました」と当時の仕事ぶりを評価。ワクチン接種体制の構築、携帯電話通信料値下げ、不妊治療へ保険適用など、政府与党として自民党が取り組んだ実績を挙げながら「古謝玄太は政治の基本が分かる候補者であります。一緒になってこれからの日本を作りあげていくためにも、この選挙で何としても皆さんの大きなお力添えを賜りたい」と聴衆に語りかけた。

聴衆らとグータッチを交わす古謝氏

 この日は西銘恒三郎復興大臣・沖縄担当大臣、9月の沖縄県知事選に出馬を予定している佐喜眞淳前宜野湾市長らも応援演説に駆け付けた。

 29日には小泉進次郎衆議と共にうるま、浦添、豊見城の3市を、30日には小渕優子衆議と共に那覇市内2カ所を回って街頭演説を行うなど、知名度の高い自民党の国会議員を次々と送り込んで議席の奪還を狙う。

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長濱 良起

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フリーランス記者。
元琉球新報記者。教育行政、市町村行政、基地問題の現場などを取材する。
琉球大学マスコミ学コース卒業後、県内各企業のスポンサードで世界30カ国を約2年かけて巡る。
2018年、北京・中央民族大学に語学留学。
1986年、沖縄県浦添市出身。著書に「沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!」(編集工房東洋企画)

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