沖縄VTuber根間うい活躍中!国際通りを救うCD発売 県経済にも貢献
- 2021/10/26
- エンタメ・スポーツ
イベント司会などで「地方創生の一助に」
現在、根間ういはバーチャルやインターネット上での活動だけでなく、イベントの司会などにも活躍の場を広げている。
象徴的なものの一つが、昨年10月に開催された「ResorTech Okinawa おきなわ国際IT見本市 2020」の司会だ。IT見本市のコンセプトやオンライン活用が加速した社会背景も相まってVTuber・根間ういの存在感が際立った。他にも、オンライン開催となった昨年の「沖縄の産業まつり」や、今年夏の「一万人のエイサー踊り隊 2021 オンラインINバーチャルOKINAWA」の司会なども務めた。
あしびかんぱにーXR・VTuber事業部長の佐橋直幸さんは「エイサーなどのイベントを開催できないままにするよりも、バーチャルで配信することで伝統文化を守っていくという意味合いも強いです。その中で根間ういが中心となって地方創生のモデルケース作りの一端を担っています」と話す。
根間ういをはじめとしたVTuberは、パソコンやスマホの画面上での登場ではなく、店頭や会場に設置したディスプレイなどに映し出したり、3D投影装置を使ったりするなどして、リアル世界にも登場することができる。生身の人間ではなくVTuberがイベントの司会をすることについて佐橋さんは「バーチャルな存在が司会をしていると、物珍しさから注目も集めますよね」とその効果を語る。
コロナ禍でさまざまな分野のオンライン化が進んだ2021年も残すところあと約2カ月となった。エンターテイメントもリアルとバーチャルの垣根を越えて、新たな県出身スターが誕生しようとしている。