万座毛 有料になった今だからこそ、もう一度その魅力を
- 2020/12/4
- 食・観光
さらに言えば!恩納村の偉人としては「護佐丸」が有名だが、実は「恩納ナビー」という一人の若い娘、農家の子でありながらも琉歌の達人、今で言うところの歌姫とも言える娘がいたのだ。
先に述べた尚敬王の万座毛立ち寄りの際にも、即興で歌を作っては喜ばれたと言われ、特に恋の歌を歌うことに長けており、現在でいうならば『安室奈美恵』的な存在だったかもしれないのだ。
このように、今にも再び華が咲き出しそうな恩納ナビーにもまだスポットの当てどころがあると思うし、ナビーの歌った琉歌の歌碑が万座毛であったりその近隣に建っていたりもするので歌碑巡りも期待できる。
万座毛入り口に酒造所を構える恩納酒造では、「ナビー」という銘柄の泡盛シリーズもあり、万座毛すぐ隣には「ナビービーチ」という市民ビーチもある。
「恩納村 x 琉歌」という特徴を活かして、万座毛でも琉歌イベントを行ってみたり、恩納だけに女型をフューチャーした組踊や琉球舞踊の舞台であるとか、現代版「もーあしびー」や「恋の琉歌アタック大作戦」など、遊び感覚イベントを今後ぜひ期待したいところだ。
恩納村だけに、キーワードはやっぱり女なのであろうか。