密を避け楽しめる県内リゾート トレーラーハウスの「ウッドペッカー」

 
トレーラーハウスがずらりと並ぶ


 まもなく12月、再び感染症の拡大が懸念され、全国的に生活の制限がかかり始めた。春の緊急事態宣言から様々な我慢を強いられ、観光業や飲食業は大打撃、誰もが今まで通りに生活することすら難しく、フラストレーションがたまる一方である。そんな中、沖縄県内のホテル業界で、打撃も少なく営業している場所があると聞き、出かけてみた。

なぜコロナ禍でも以前と変わらず営業できるのか


 その名は「ウッドペッカー(=キツツキ)」。美ら海水族館から車でおよそ10分、今帰仁村に位置するトレーラーハウスのリゾートホテルだ。17台のトレーラーハウスが敷地内にずらりと並び、中央にプールとカフェ、サウナ・スパ施設が併設している。目の前には真っ青な海が広がり、背に鳥のさえずりが聞こえてくる森という大自然に囲まれた所だ。

カフェの前にプールがある

 夜には満天の星が降り注ぐ。ノグチゲラ(キツツキ)が敷地内に生息していたことからウッドペッカーと名付けられたほど自然豊かな土地である。ではなぜここが以前と変わらず営業できているのか??

目の前に広がる美しい海!!


 答えは明確。「密にならない」からである。個々のトレーラーハウスで、グループ、ファミリー、カップルで行動でき、食事は主に屋外。ブールや砂浜で遊べ、専用バスの中でカラオケも出来る。何の縛りもなく自由なのだ。特に子供たちにとってトレーハウスは秘密基地のようであり、わくわく感がとまらない。

トレーラーハウス内、ベッドはこの部屋の左右にもある
Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ