日テレ系から先島番組まで網羅 OCN 全国の局連携で届くディープ番組

 
沖縄ケーブルネットワーク株式会社・エントランス=那覇市

 日本テレビ系列のローカル局が不在なのは沖縄県と佐賀県の2県のみ。しかし昨年から、県内の一部でもケーブルテレビ事業などを展開する沖縄ケーブルネットワーク(OCN)を介して、生放送の日テレ系情報・報道番組を視聴できるようになっている。さらに、全国各地にある各ケーブルテレビ局が連携して番組を放送し合うことで“県外にはばたくローカルスター”の誕生の素地を育んでいる。

ニーズが高まった“日テレ系の生番組”

 OCNのケーブル回線提供エリアは本島中南部の5市3町1村(那覇、浦添、宜野湾、豊見城、南風原、西原、沖縄、北谷、北中城)だ。昨年8月に日テレ系の「ZIP!」「ヒルナンデス」といった生放送の日テレ系情報・報道番組をOCNのコミュニティチャンネル「テレビにらい」で放送し始めた。当初は7番組で開始、現在は10番組を生放送している。報道番組を放送していることについて、同社放送部の島袋宗昭部長は「バラエティ番組については、他の県内放送局が(時間遅れで)放送していたり、民放が連携した視聴アプリで配信していたりしていますが、生放送の番組はこれまで放送されていませんでした。視聴者からも『日テレ系の番組を見たい』という声がありました」と説明する。

 「テレビにらい」ではこのような日テレ系の番組の他、東京のローカル局「TOKYO MX」のバラエティ4番組も放送している。沖縄では観ることのできなかった、むしろ多くの人が「テレビで観られる」と思っていなかったであろう「東京のテレビ」を発信している。

同社放送部の島袋宗昭部長(左)とマーケティング部の照屋広幸課長代理

離島ローカル番組で郷土の今を

 これは何も「県外の放送を視聴できる」ことだけを意味していない。沖縄本島にいながらにして、宮古や八重山の離島ローカルの報道番組も放送している。宮古テレビ制作の「宮古ニュースライナー」、石垣ケーブルテレビ制作の「ウィークリー八重山」だ。

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:

1

2 3

関連記事

おすすめ記事

  1.  安室奈美恵、MAX、DA PUMP、SPEED、知念里奈、三浦大知…沖縄発で今現在も大活…
  2.  感染者数は依然として収束を見ないが、「ウィズコロナ」の広がりから徐々に国内からの入域客数…
  3.  サッカーJ2のFC琉球が、いよいよ崖っぷちに追い込まれた。  琉球は9月18日、沖…
  4.  9月11日は沖縄県知事選挙の投開票日。その日は他にも、県議補選(那覇市・南部離島選挙区)…
  5.  沖縄県の八重瀬町出身で、3人制バスケットボール(3×3)の元女子日本代表である伊集南さん…

特集記事

  1.  2022年“選挙イヤー”の沖縄で最大の政治決戦となる9月11日の県知事選は、米軍普天間飛…
  2.  今年で本土復帰から50年の節目を迎える沖縄。9月11日には14回目の県知事選挙が行われる…
  3.  コロナ禍に突入してもう2年半が過ぎた。「もうすぐコロナ禍が終わるはずだ」と希望を抱き続け…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ