沖縄の消防有志、カレンダーの売上を寄付 子どもの貧困対策に

 
沖縄県の宮平子ども生活福祉部長(右)に寄付金の目録を手渡すOKINAWA FIREFIGHTERS CALENDARの上原副代表=9日、沖縄県庁

 「沖縄消防カレンダー」を企画した沖縄の消防有志OKINAWA FIREFIGHTERS CALENDARのメンバーが9日、沖縄県庁を訪れ、子どもの貧困問題を解消することを目指す「沖縄子どもの未来県民会議」(会長・玉城デニー知事)に売り上げを寄付金として贈呈した。

 OKINAWA FIREFIGHTERS CALENDARの上原貴一副代表は、あいさつで「消防カレンダーは、多くの方にご支援いただいて無事に終えることができました。たくさんの寄付金が集まったので、この機会に寄付させてほしい」と述べた。

作成されたOKINAWA FIREFIGHTERS CALENDAR=9日、沖縄県庁

 佐次田悠平代表によると、沖縄の消防では消防活動だけでなく救急、救助も行う場合が多く、訪れた家庭で子どもの貧困を目の当たりにすることがあるという。消防学校の同期などに声を掛けるなどして、カレンダーの作成に至った。

 目録を受け取った、県子ども生活福祉部の宮平道子部長は「未来ある子供たちへの応援として寄付いただき、本当にありがとうございます。県民会議は、児童養護施設や里親家庭から18歳になって進学していく、子どもたちの進学費用のサポートや、県内各地にある子どもの居場所に食料品を届ける支援を行っている」と謝意を示すとともに、取り組みの内容を説明した。

カレンダーを手に説明する(右から)佐次田代表、上原副代表、新城豪司さん=9日、沖縄県庁

 また、「生まれ育った環境に関わらず、子どもが夢や希望を持って育っていける、そういった環境をぜひ作っていきたい、そういったことで貧困の連鎖を断ち切っていきたいと支援を行っている。引き続き、沖縄の子どもたちに支援をお願いしたい」と語った。

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