沖縄県、インフルエンザ警報を再び継続 発令期間は3週間連続に

 

 沖縄県は9日、県内でインフルエンザが流行しているとして、「インフルエンザ警報」を継続すると発表した。同警報の期間は3週間連続となった。県は、流行の拡大を抑えるため「手洗い」「マスク着用」「予防接種」を呼び掛けている。

 県では、県内の医療機関54カ所を「定点」として、インフルエンザの患者情報を週単位で収集している。県は、定点当たり患者数が1月15~21日の週に基準のる30人を超えたとして、今年度2回目のインフルエンザ警報を1月25日に発令している。

 1月29~2月4日の週は、定点当たり報告者数が41.00人で、前週(1月22~28日)の31.83人から28.8%増となった。

 保健所別の定点当たり患者報告数は、八重山保健所が 60.00人で最も多く、次いで中部保健所 49.56人、宮古保健所45.75人、北部保健所36.40人、南部保健所 34.36人、那覇市保健所 32.92人の順となっている。

 1月29~2月3日、県全体で93校が学級閉鎖などの措置を実施している。地域別では、沖縄本島北部が 9 校、同中部 50 校、同南部 20 校、宮古 6 校、那覇市が8 校。


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