ネパール出身芸人ラムちゃんの素顔 沖縄から目指すR-1決勝
- 2020/10/4
- エンタメ・スポーツ
最近は、県内でも都市部を中心に、コンビニや居酒屋など様々な場所で働くネパール出身の方々をたくさん見かけますね。現在は新型コロナウイルスの影響で海外との行き来が制限されているものの、多くのネパール人が留学生として来沖していることは既に知られています。
しかしあなたはその中でも”ビッグジャパニーズドリーム”を掴むため、留学をきっかけに来沖してお笑い芸人になったネパール人がいることをご存知でしょうか?彼の名はラムちゃん(本名アチャルヤ・ラム・プラサド)。なぜ、ネパール出身のラムちゃんが沖縄でお笑いをしているのか?26歳の素顔と歴史に迫ります!
当初は俳優志望 ファミマCMにも出演
何はともあれ、2019年にデビューしたラムちゃん本人の自己紹介1分動画をご覧ください。
凄くないですか!?日本語ペラペラ。「ハイサイグスーヨー、ラムちゃんヤイビンドー」と方言も少し喋れて、何より抜群にチャーミングです。
2015年に沖縄にやってきたラムちゃん。彼がお笑い芸人を始めたのは、専門学生時代に、たまたま僕と同じバイトをしていた事がきっかけでした。更衣室で何気なく「ラムって将来の夢何なの?」と聞いたら、ラムは「アッラー」と言いました。僕は「アッラー?」と、ヒンドゥー教のラムちゃんがイスラム教の唯一神になりたいという事を言い出した事にドン引きしていたのですが、よくよく聞いたら「アクター(俳優)」を凄くネイティブに言っていたのです。
そこで「俳優じゃないけど、お笑い芸人興味ないか?」と誘ったら「メッチャヤリタイデス」と、ほぼ2つ返事で、沖縄にて日本初のネパール人お笑い芸人が誕生しました。