女優・柴田千紘の沖縄めぐり 「アーティスト西形彩」編
- 2021/8/24
- 食・観光
豊かな「彩ちゃんカラー」
染物や織物について私は詳しく知らないのですが、西形彩といえばとにかくあの、色。混ざり合った綺麗で可愛くてたまに妖しい美しい色なんです。
私は、明るいピンク、水色、紫、または黄色、黄緑、オレンジ、あたりが混ざり合った“kawaii”色を見ると、あ、彩ちゃんの色だ!と思ったりしますが、勿論もっといろんな色を使ってるんでしょうけど、何となく「彩ちゃんカラー」のイメージがあります。いつもあの豊かなハッピーな色に包まれている感じ。
いつの間にかその彩ちゃんカラーでのスマホケースができたり、スニーカーができたり、マスクができたり、空間ができていたり。止まりません。
20代の頃は仕事をとっていってこなしてる、という部分もあったそうですが
今はもうのびのびとやりたいことを、もっと言えば導かれる方へ、導かれたことをしていっているようです。スピリチュアルな感覚がとても鋭くて深い人でもあります。
栃木県伝統工芸士であるご両親の元に生まれて子供の頃から自然と遊ぶように染色などのアートに触れてきたそうですが、その頃からこの色があったとすると本人のオーラの色なんじゃないかと思ったりします。
この色の感じ、私は春の草や花のような色合いにも感じつつ、でも真珠とか貝の裏側や人魚の鱗や、なんか海のものに感じることも多かったんです。今回改めて話を聞いて、そういえば創作は栃木が始まりで、その山の中の環境で沢山の作品を生み出していたんだということに気づいてハッとしました。