「3×3」チーム始動へ バスケ熱高い沖縄もいち拠点に 品川選手

 

3×3の大会主催、選手育成も視野に

 現在千葉県に住む品川と沖縄との繋がりは去年、沖縄市で行われた「KOZA3x3トーナメントHOOP TIME」という大会に仲間内で出場したのがきっかけだ。バスケ熱の高さや人の温かさを感じたという。同じく去年末、そして今年4月には、うるま市などで「STAILE GAME」と銘打った主催大会を開き、沖縄の3×3プレイヤーたちと交流し、自らのブランドも紹介した。

 この時の縁がきっかけでアスリートの活動をサポートする「沖縄スポーツマネジメント」にも所属することになった。沖縄でも3×3イベントの開催を続け、企業スポンサーだけでなく自身が立ち上げるプロチームの選手獲得や育成を念頭に置いている。そして小中学生の世代にも3×3の魅力を伝えたいと考えている。「例えばミニバスケが盛んなところは1チーム30,40人の子どもたちがいます。試合に出られる子はどうしても限られてくると思います。ミニバスケでの試合出場が叶わない子には、3×3で試合に出られるように大会も作りたいです。経験を積んでバスケの楽しさを知ってもらうことで3×3を、バスケ熱の高い沖縄の子どもたちにも浸透させたいと思っています」

 自分に自信や楽しさ、夢を与えてくれた3×3。世界で、日本で、その魅力を伝え仲間を増やす。品川恭亮のチャレンジと思いの拠点は、ここ沖縄にも築かれることになる。


☆沖縄スポーツマネジメント 品川恭亮
https://sports-management.okinawa/shozoku/shinagawakyosuke/
☆品川恭亮インスタグラム
https://www.instagram.com/kyochan624/

次ページ:
1 2

3


関連記事

おすすめ記事

  1.  サッカーJ3のFC琉球が、第2次金鍾成(キン・ジョンソン)監督体制下の初陣を白星で飾った…
  2. 今季から琉球ゴールデンキングスに加入したアレックス・カーク(左から2人目)やヴィック・ローら=16…
  3.  FC琉球の監督が、また代わった。  サッカーJ3で20チーム中18位に沈む琉球は1…
  4. 戦前に首里城正殿前に設置されていたバスケットボールゴールを再現した首里高校の生徒ら=8月27日、那…
  5.  8月12日、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール市民交流室は熱気が渦巻いていた。ステー…

特集記事

  1. 再びFC琉球の指揮を執ることになり、トレーニング中に選手たちに指示を送る金鍾成監督=19日、東風平…
  2. ヴィック・ロー(中央)の入団会見で記念撮影に応じる琉球ゴールデンキングスの(左から)安永淳一GM、…
  3. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ