「3×3」チーム始動へ バスケ熱高い沖縄もいち拠点に 品川選手

 

「ハングリー精神が違う」海外で受けた刺激と覚悟

 それでもすんなりとプロ選手になれた訳ではない。最初にトライアウトを受けた球団には入れなかった。しかしその球団を通してオーストラリアのプロリーグ、さらに後にはアメリカの独立プロリーグにも参戦できたことが、品川にとって大きな刺激となった。

「実際に海外のプロ選手と対戦して、日本よりレベルが全然高かったです。技術の差だけではなくて、ハングリー精神が日本と違うな、と。ルーズボールの取り方とか海外の選手はやっぱり熱くて、ファールを取られたとしてもボールを取るんだ、試合にどうしても勝ちたいという気持ちはすごいです。ハングリー精神というところは、すごく刺激をもらったし、そういう世界でプレーしたいと思いました」

 海外で揉まれ、さらに上を目指したい気持ちが芽生えたのちに、新潟、千葉の3×3プロチームで所属選手としてプレーした。国内ではプロ選手と言えども、仕事と3×3の兼業をしている選手が多い。その中で品川は一昨年、6年間務めた消防士を辞し、バスケに打ち込める環境づくりを選んだ。さらに現在は、世界の舞台で戦えるプロチームをつくるための準備を進めている。

 また、アパレル業界で働いていたがプロバスケ選手になるという夢をかなえ、自身もプロ3×3プレイヤーとして活躍する妻の夏帆(なつほ)さんとともに、品川はアパレルブランド「STAILE(スタイル)」を立ち上げた。バスケットボールウェアを通じて、バスケの認知と普及と”挑戦”することの大切さを広めたいという思いを込めた。ブランド名はSTYLE(型・流儀)にANOTHER(別)とI(自分)を掛け合わせ、”新たな自分”を見つけるという意味を持たせている。

Print Friendly, PDF & Email
次ページ:
1

2

3

関連記事

おすすめ記事

  1.  小笠原諸島・福徳岡ノ場の海底火山噴火に由来するとみられ、10月中旬に沖縄県沿岸に漂着した…
  2.  第二次世界大戦後、沖縄県が食糧難に直面した際、海外に移住したウチナーンチュ(沖縄…
  3.  国内有数の進学校、灘中学校・高等学校(兵庫県)の元英語教員で「夢をかなえる英単語ユメタン…
  4.  10月中旬に沖縄県への軽石漂着が確認されてから1ヶ月以上が経った。軽石は漁業や観光、周辺…
  5.  沖縄の伝統工芸のひとつ、琉球漆器は中国から技法や原材料が持ち込まれ、14世紀ごろからその…
琉球海運_広告国場組大寛組前田鶏卵
国場組琉球海運_広告前田鶏卵大寛組

特集記事

  1.  国内有数の進学校、灘中学校・高等学校(兵庫県)の元英語教員で「夢をかなえる英単語ユメタン…
  2.  国内有数の進学校、灘中学校・高等学校(兵庫県)の元英語教員で「夢をかなえる英単語ユメタン…
  3.  公益財団法人「みらいファンド沖縄」が「子どもの人権保障」という観点から、部活動に取り組む…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ