沖縄の音、響かせる新年 音市場でカウントダウンフェス
- 2021/1/1
- エンタメ・スポーツ
2020年の大晦日、沖縄市のミュージックタウン音市場で「LEQUIOS COUNTDOWN FESTIVAL 20/21」(自由惑星音楽株式会社主催)が開催された。県内中心に20組以上のアーティストが出演し、ライブの様子はオンラインで配信。沖縄の音を全世界に届けた。
新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年。イベントに出演予定だった県外のミュージシャンやアーティストが、年末年始の移動自粛要請で出演見合わせも相次ぎ、本番当日ギリギリまで制作での調整が続いた。
会場では問診票の記入や手指消毒に加え、県のLINE公式アカウント「RICCA」登録を促し、間隔を空けて座席配置をするなど感染対策を徹底した。
出演者はそれぞれ、コロナ禍で辛い思いや苦しい思いをした人たちへのメッセージを音と言葉で伝える熱いステージを次々に繰り広げた。
2020年の最後と2021年の最初を迎える瞬間は、大トリを務めた喜納昌吉さんのステージに出演者全員が合流し、新年を祝った。言わずと知れた名曲「花」や「ハイサイおじさん」で会場を盛り上げ、「日本も、世界もおかしなことになってきている。でもその中で、沖縄からちゃんと平和を発信していこう。前を向いて、できるはずだ」と力強く呼びかけた。