「3×3」チーム始動へ バスケ熱高い沖縄もいち拠点に 品川選手

 
3×3のプロプレイヤー、品川恭亮選手(本人提供、以下同)

 漫画「スラムダンク」で憧れたバスケットボール。小学生のころは近くにチームがなく野球をし、バスケは中学から。高校でも続けたが特に強いチームでも目立つ存在でもなく、大学卒業後は公務員に。その男の現在地は3×3(スリーエックススリー)のプロバスケ選手。さらに世界大会出場を目指して、沖縄を拠点の一つにしてチームを立ち上げるという。

3×3とは?

 コートは私たちが良く知る5人制バスケの半分。その名の通り1チーム3人で試合時間は10分。21点を先に取ればその時点で勝利となる1チーム3人制の3×3。かつては3on3(スリーオンスリー)などと呼ばれていたが、FIBA(国際バスケットボール連盟)が世界統一ルールを設け、正式名称もスリーエックススリーに決まった。東京五輪からは正式競技として採用され、世界中でプレーされている。またプロリーグの3×3.EXE(スリー エックス スリー ドット エグゼ)では、日本・タイ・ニュージーランド・台湾の国際リーグをつくった。コロナ禍で試合や大会の変更を余儀なくされながらも、21年5月現在で男子78(国内42)チーム、女子18(国内6)チームが参加している。

ハーフコートにあった”居場所”

 3×3のプロプレイヤー、品川恭亮(しながわ きょうすけ)。千葉県松戸市出身で今年30歳となる。「スラムダンク」と、攻守の入れ替わり激しいスピード感に魅了されてバスケを始めた。中学、高校と部活動を続けたが全国大会出場などのキャリアは無い。大学でもたまにサークルで楽しむくらいだった。卒業後はかっこいいという憧れがあった消防士となった。“プロ”の世界とは無縁にも思えるが、社会人となった後、3×3の存在を知ったことが品川の未来を変えたという。

「社会人になってまたバスケをたまたま始めて、楽しくて。そうしていたらプロもアマも参加できる3×3の大会に出る機会がありました。攻守の入れ替わりが激しくて少しも気が抜けないスピード感がバスケの好きなところなんですけど、ハーフコートで戦う3×3はさらにそれがすごいです」

「シュート力が自分の持ち味ですが、3×3で外(遠め)からのシュートがプロ相手でも通用する部分がありました。もちろん5人制も外からのシュートは大事なんですど、自分は身長が小さい方(180cm)なので、オフェンスだと5人制の上のカテゴリーでやることは難しいです。でもハーフコートの3×3はプレーが速い分、小さくても(シュート力が)生かせるので、自分のプレースタイルがすごくマッチしました。上を目指したくなってトライアウトを受け始めたのが、3×3のプロリーグに参加したいなと思ったきっかけです。」

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