琉ドラ プロレススクール始動!! 親子取材で行ってみた!

 

 4月に嘉手納町から沖縄市へ拠点を移し、心機一転の”琉球ドラゴンプロレス”。ハウスショー(試合)はもちろん、レスラーの強靭な肉体づくりをフィットネスに生かしたパーソナルトレーニングジムも併設している。今年50歳でバリバリの現役兼団体代表のグルクンマスクはじめ、琉ドラ選手の直接指導が受けられるが、嘉手納時代から続くプロレス教室も大人から子どもまで楽しく参加できる形で再スタートしている。
 ※ 取材は緊急事態宣言前

「RYUKYU DRAGON GYM」オープン

RYUKYU DRAGON GYMとグルクンマスク代表

 琉ドラの新本拠地は沖縄市の中央パークアベニュー。アメリカンカジュアルの人気ショップだったAMMO BOXの場所と言えば、ファッション好きや中部出身の方はピンとくるのではないか。2013年の旗揚げ以来ホームとしてきた嘉手納町の施設の老朽化などにより、移転先を探していたグルクンマスク代表は渡りに船の場所だったと話す。

 「沖縄市に知人が多かったので、パークアベニューに空いている場所があるけど、どう?という話をいただきました。見に来たら適度に広いし、選手の練習場所としてリングもつくれる。そして僕は団体の利益になること、平たく言うとパーソナルトレーニングを別事業としてやりたいということがあったんですね。ジムもつくれてラッキーでした。それから、リングを身近に感じて欲しいというのと、子どもたちが遊べる場所としても(スクールを)やりたいということがありました。ここを人の集まる場所にしたいんです。」

リングに上がってレスラーと触れ合い

 鍛え上げられた肉体の迫力あるぶつかり合い、華麗な空中技、そして時にコミカル。”見て分かる”プロレスは、子どもたちのハートをとらえやすいのかもしれない。筆者の中1の娘は、家族で見に行った琉ドラの試合を大いに気に入って、家でも見よう見まねの技を掛けてくる。そんな娘に取材がてらスクールに参加するかと尋ねると二つ返事で「行きたい」とのこと。

 当日は、琉ドラファンで嘉手納時代からスクールに参加していたという那覇市の小学5年生、瀬底碧蓮(せそこれん)くんと筆者の娘くるみの2人が、グルクンマスクと真栄田ミサキ両選手にリングで指導を受けられると密度の濃い1時間となった。基本的なトレーニングから、ロープに上ってのボディーアタック、ドロップキックなどレスラー気分を味わえる練習まで、参加者の体力や、希望にも合わせながら両選手は子どもたちの相手をしてくれた。

ドロップキックをする瀬底碧蓮くんと、それを受ける真栄田ミサキ選手

子どもたちの感想は

 碧蓮くんは「3年前から琉ドラのプロレスを見始めて好きになりました。スクールがやっていることをお母さんに教えてもらって来るようになりました。ドロップキックは最初、片方の足しか当てられなかったんですけど、今は(両足で)蹴られるようになりました。楽しいです」と話してくれた。

 娘のくるみは「選手と一緒にリングに上がれて相手をしてもらって、最初は少し緊張したけどとっても楽しかった。またやってみたいしプロレスも見に行きたい」とグルクンマスク代表の狙い通りのコメントだった。筆者自身も取材や写真を撮りながら子どもたちの様子を見ていたが、日常とは違う世界を楽しんでいるのが伝わり、親としてもうれしい、頼もしい気持ちになった。

トップロープからのボディアタックも体験

楽しさを共感できる場所に 目標は沖縄アリーナ

 スキュバーダイビングのインストラクターだったことから人気スポットの岬の名がついた”真栄田ミサキ”選手は、学生時代にスイミングスクールで子どもたちのコーチもしていた。リングでの子どもたちへの指導は、レスラー3年目の自分の原点にもつながると語る。

「自分のできることであれば、楽しく伝えることができるかなという感じです。リングでレスラーと触れ合うこと自体がなかなか無い機会だと思います。私が初めてプロレスを見たり、試合をした感動を、(スクールで)感じてもらえたらというのもあるし、体を動かす楽しさも共感できたら一番かなと思います」

 沖縄市での活動はスタートから1カ月半ほど経つが、スクールにもパーソナルジムにも、体を鍛えたいという若い女性をはじめ、今回のように熱心なファンの子どもたちから社会人までが通い始めている。曜日や時間など詳しくは下記ジムのページを参照いただきたい。またスクールやジムの様子はツイッターなどSNSで見ることができる。

 取材の最後にグルクンマスク代表は今後の目標を語った。
「僕としては沖縄市の人たちとのご縁でコザでやらせていただいているので、やっぱり沖縄アリーナで大会をやりたいというのが一番ですね。そのための足場固めで、この場所で展開していくことを考えていきます。プロレスをうまく皆さんに面白がってもらえたらと思います」

☆琉球ドラゴンプロレス ジムHP
https://rd-pw.com/ryukyudragongym
※新型コロナの感染状況で変更の場合あり。詳しくは問い合わせを

☆RYUKYU DRAGON GYM ツイッター
https://twitter.com/ryukyudragongym

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吉田鉄太郎

投稿者記事一覧

読谷村出身。県外放送局勤務後、帰郷しFM沖縄・FMよみたん情報番組パーソナリティー、RBCスポーツキャスターなどを経て、現在はQAB報道部にてスポーツを中心に記者業務に携わる。ヴォーカリストの妻とバトントワリングに励む娘と元気に楽しい3人暮らし。

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