バスケW杯、日本の対戦国が揃って沖縄入り!NBAスターのドンチッチらも
- 2023/8/22
- エンタメ・スポーツ
8月25日に沖縄アリーナなどで開幕するFIBA男子バスケットボールワールドカップ2023(W杯)を前に、グループEの日本代表が1次ラウンドで対戦するドイツ、フィンランド、オーストラリアの選手団が21日、それぞれ沖縄入りした。沖縄で行われるもう一つの組のグループFに入ったスロベニアとカーボベルデの選手団も来県した。
グループFのジョージア、ベネズエラも20日までに既に沖縄入りしているため、沖縄アリーナで予選ラウンドを戦う8カ国のうち、まだ来県していないのは日本選手団のみとなった。
横断幕や国旗掲げて「めんそーれー」
21日、初めに那覇空港に到着したのはオーストリア代表。パティ・ミルズやジョー・イングルズ、ジョシュ・ギディーなど米NBAでプレーする一流選手のほか、日本のBリーグの島根スサノオマジックに所属するニック・ケイの姿もあった。
大型バスに乗り込む際には、沖縄県や沖縄市、那覇市などで構成する開催地支援協議会のスタッフらが「WELCOME TO OKINAWA(ようこそ沖縄へ)」などと書いた横断幕を掲げてお出迎え。国旗を振ったり、「めんそーれー」と言ったりして歓迎し、それに対して笑顔を見せながら手を振って応じる選手もいた。
次に那覇空港に降り立ったスロベニアの選手団には、NBAのスーパースターであるルカ・ドンチッチの姿も。別の通路から「ルカー!」と声を掛けられ、リラックスした表情で時折笑みを浮かべていた。
フィンランドは数日前から便を分けて沖縄に来ていたため、この日の来県で全メンバーが揃った。カーボベルデはアフリカ大陸の西に位置する小さな島国で、人口は50万人ほど。長い旅路を経て沖縄に到着し、多くの地元スタッフに歓迎された。最後のドイツは午後10時過ぎの到着となり、夜遅くの便ではあったが、選手たちは元気な様子で到着ロビーに姿を見せた。
25日に開幕 日本の初戦の相手は格上ドイツ
今回のW杯は初めて複数国開催となり、参加32カ国が沖縄、フィリピン・マニラ、インドネシア・ジャカルタの3カ所で予選ラウンドを実施。勝ち上がった8カ国がマニラで行われる決勝トーナメントに駒を進める。
沖縄ではグループE、Fの8カ国が試合を行い、日本(FIBAランキング36位)は25日の開幕日にドイツ(同11位)と一次ラウンドの初戦で対戦。27日にフィンランド(同24位)、29日にオーストラリア(同3位)とぶつかる。
日本の今大会の目標は2024年のパリ五輪の出場権を獲得すること。32カ国のうち、日本を含めて6カ国いるアジアの国の中でトップの順位になることがその条件となる。