バスケW杯、日本代表12人が沖縄入り!約500人のファンが熱烈歓迎
- 2023/8/23
- エンタメ・スポーツ
8月25日に開幕するFIBA男子バスケットボールワールドカップ(W杯)に向け、沖縄アリーナで行われる予選ラウンドに臨む12人の日本代表選手団が22日午後、沖縄入りした。那覇空港では約500人のファンが熱烈に出迎え、沖縄県や沖縄市などで構成する開催地支援協議会による歓迎のセレモニーも開かれた。
エース渡邊がグータッチのファンサービス
日本チームが到着したのは午後6時前。トム・ホーバスHCを先頭に、主将の富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)や昨季BリーグMVPの河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)らがお揃いの黒いTシャツを着て到着ロビーに姿を現すと、通路の脇をぎっしりと埋めたファンが手持ちのスマートフォンで写真を撮ったり、手を振って「ちばりよー」と声を掛けたりしていた。
選手たちは地元の歓迎ぶりに驚いた様子を見せ、笑顔で手を振って応じていた。NBAのフェニックス・サンズに所属するエースの渡邊雄太選手は歩きながらグータッチするファンサービス。チームのムードメーカーである川真田紘也選手(滋賀レイクスターズ)は髪の毛を日本代表カラーの赤色に染め、一際目立っていた。
ホーバスHC「ベストなバスケを見せたい」
セレモニーでは、開催地支援協議会からホーバスHCと選手に歓迎を意を込めた花束が贈られた。玉城デニー知事の挨拶を代読した照屋義実副知事は「日本代表や、世界で活躍する選手を身近に感じられることは貴重な経験であり、子どもに大きな夢と希望を与えると期待しています。ホーバスHCをはじめ、選手の皆さんの活躍を祈念します。チバリヨー!」とエールを送った。
チームを代表して挨拶したホーバスHCは「やっと沖縄に来ました。私たちは本当に長い間練習をやってきて、いいチームをつくりました。これから私たちのベストなバスケットボールを見せたいです。そのためには、みんなのエネルギーが本当に大事です。一緒に頑張りましょう」とファンに呼び掛けた。
今回のW杯は初の3カ国開催となり、全32カ国が出場する。日本代表が沖縄入りしたことで、沖縄ラウンドに参加する8カ国は全て現地に入った。グループEの日本は一次ラウンドで25日にドイツ、27日にフィンランド、29日にオーストラリアと対戦する。