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環境問題への意識が低い日本

※写真はイメージです

 日本は海外から見ると「過剰包装」で有名だ。ワシントン・ポスト紙は日本の包装容器の多くがプラスチックで占められていると指摘。記事内にアップされた動画では、サラダとフルーツを家で食べる際に、スーパーで購入した材料がいかに多くのプラスチックで包装されているかを伝えられた。

 18年6月に発表されたUNEP(国連環境計画)の報告書「シングルユースプラスチック」によると、日本の1人当たりのプラスチックごみ廃棄量は世界第2位。20年7月から始まったレジ袋有料化はプラスチックを減らす取り組みのひとつだが、実は18年の時点で既に世界127か国以上でプラスチック製買い物袋は有料化もしくは禁止されている。

 物理的な面だけでなく、環境問題に対する意識の低さも問題視されている。19年G7各国の企業関係者700名を対象に実施された「マイクロプラスチック問題」(※マイクロプラスチック=環境中に存在する微小なプラスチック粒子であり、特に海洋環境において問題になっている)に関する国際比較調査では、国、企業、個人の意識、行動レベル全てにおいて、G7内で日本が最下位という結果となった。

まずは「知ってもらうこと」から

mana. ORGANIC LIVINGは森林管理マーク「FSC®」認証

 取材の数週間前までフランスに滞在していたという浜村さんだが、フランスは環境意識が高い人が多く、スーパーでは量り売りがメジャーで、ゴミの量が日本より明らかに少ないのだと話す。プラスチックが環境に悪いことをほとんどの人が理解しているのだ。

 「みんな『知らないだけ』なんです。スーパーで店員さんが袋を勧めるのも、良かれと思ってしていること。SDGsが広まり日本でも少しずつ意識する人が増えましたが、まだプラスチックが珊瑚に与える悪影響を与えることすら知らない人は多い。ひとりでも多くの人が気付き、意識して、普段の行動から変えるきっかけになれればいいなと思います」

 浜村さんは今後、商品の活用方法を動画で配信することも考えていると話す。今でもスーパーに行くと使用されているプラスチックの量に愕然とすることもあるけれど、めげずに自分ができることをやっていきたいと話した。

mana. ORGANIC LIVING
オンラインショップ:https://manaorganicliving.com/

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三好 優実

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香川県出身・沖縄移住歴6年目のフリーランス編集者・ライター。主に沖縄県内の観光・グルメ・経済について執筆。シリーズ本「香川県あるある」の著者。

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