こま技世界9位、港川中1年照屋さん “何でも回す”次世代の星
- 2021/3/4
- エンタメ・スポーツ
骨折しても日本一、県内初の快挙
礼さんは、日本こままわし普及協会が認定する「こま技段位」で最高位の6段を小学生で初めて合格し、日本で3人、県内で唯一の有段者になった。2019年には全日本こま技選手権大会で、出場直前に利き手親指を骨折するトラブルに見舞われながらも小学生以下の部で優勝、日本一となった。
その功績は、地元浦添市で、スポーツや文化活動など全国や海外で顕著な成績を収めた人に送られる「輝くてだこ市民賞(個人受賞は58人目)」に選ばれ、表彰式ではこまとけん玉を使った華麗な技を披露した。
こま界の「次世代を担う実力者」世界9位
中学校へ入学し、2020年には、こまの世界大会「ITSAワールド・スピントップ・オンライン・コンテスト2020」に出場し、世界22ヶ国97人の出場者の中から、伝統フリースタイル部門で9位、オープンフリースタイル部門で10位に入賞した。大会は国際スピントップ連盟(ITSA)がハンガリーで開催する予定だったが、新型コロナの影響によりオンライン開催となったことで、過去最多の人数が申し込み、これまでにない高いレベルの戦いが繰り広げられたという。