琉球アスティーダ開幕2連勝 張本智和、吉村真晴、シュウ・ユウが連続白星
- 2023/8/8
- エンタメ・スポーツ
卓球Tリーグの琉球アスティーダは5日、今シーズンから新規参入した静岡ジェードと静岡中央体育館で今季第2戦を行い、3ー1で勝利した。開幕2連勝で勝ち点6となり、6チームの中で暫定トップに立った。第1マッチダブルスは敗れたが、その後に張本智和、吉村真晴、シュウ・ユウの主力3人がシングルスで白星を重ね、快勝した。
次は10日にT.T彩たま、11日に静岡といずれも秋田県のCNAアリーナ☆あきたで対戦する。
張本、今シーズンいまだ1ゲームも落とさず
第1マッチシングルスには吉村和弘・シュウペアが出場した。第1ゲームこそ取ったものの、そこから2ゲームを連取されて敗れた。
続く第2マッチシングルスにはエースの張本が登場。第1ゲームを11-4で難なく獲得したが、第2ゲームは開始から5連続ポイントを奪われて優位に立たれる。しかし1-6の時点から堅実なブロックや強烈なフォアハンドスマッシュ、多彩なサーブで圧巻の7連続得点を挙げ逆転。そのままこのゲームを奪取すると、開幕戦で臨んだ2試合に続き、今回も1ゲームも落とすことなく勝利した。
吉村「踏ん張って勝てて良かった」
第2マッチシングルスは、吉村真晴が42歳で大ベテランの小西海偉と対戦した。第1ゲームは7-10と先にゲームポイントを握られたが、そこから長いラリーを制するなどして、4ポイントを連取し先行。第3ゲームこそ落としたが、3-1で張本に続いた。
第4マッチシングルスのシュウも森薗政崇を相手に第1ゲームを逆転で奪い、第3ゲームは落としたものの3-1で危なげなく勝利。アスティーダがアウェーの地で勝ち点を重ねた。
試合後、会場でインタビューに応じた吉村真晴は、自身の試合について「小西さんとはこれまで何度も試合をしていて、本当に気迫があって、ファンを魅了する粘り強い選手。苦しい試合になると思っていたので、なんとか最後は気持ちで勝つと考えていました。負けてもおかしくない試合だったので、踏ん張って勝つことができて良かったです」と振り返り、笑顔を見せた。
今シーズンは静岡、金沢ポートの2チームが新規参入したことを念頭に「アスティーダは一戦でも多く勝ち続け、レギュラーシーズンで1位、連覇ができるように全力で頑張っていきます。今シーズンはチームも増えてTリーグがより盛り上がっていく。皆さんも一緒になって盛り上げていただければと思います」と声援を呼び掛けた。