FC琉球「進撃式」 攻撃的スタイルを貫きJ1昇格目指す
- 2021/2/22
- エンタメ・スポーツ
サッカーJ2のFC琉球は21日、那覇市内のホールで「2021シーズン進撃式」を開催し、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため限定されたサポーター約100人を前に、意気込みを発表した。今年のユニフォームも披露された。
FC琉球は今年、チームスローガンに「FORWARD-琉球進撃-」を掲げ、J1昇格が目標。昨年の成績は14勝8分20敗、勝点は50で、指揮を執る樋口靖洋監督は今年1月、「J1昇格には勝点80が必要。とても高い山かも知れないが、チーム全員で登り切りたい」と語っている。
21日の進撃式でも、樋口監督は、「今年はホップ、ステップ、ジャンプの『ジャンプ』の年。沖縄の青い海と青い空には守備のサッカーは似合わない。我々の攻撃的サッカースタイルを貫き、全力で戦っていきます。一緒に戦いましょう!」と強く宣言した。
昨年に引き続き3年連続でキャプテンを務める、県出身の上里一将選手は「今年は4チーム降格、2チーム昇格になるが、下を見ず上を向いて、新しい力をプラスし、J1昇格の目標達成のために全力で戦います。そのためにも全ての方のサポートが必要になります。1年間宜しくお願いします」と決意を述べた。
「2年ぶりに戻ってきました!」
同日は、新入団選手も紹介され、それぞれ意気込みを語った。2018年に琉球がJ2昇格を決めた際の立役者の一人、MFの中川風希選手は、「2年ぶりに戻ってきました。J3で優勝したときと同じように、優勝を味わえるよう頑張ります」と力を込めた。
那覇市出身のDF上原牧人選手は「昨年途中から特別指定選手でしたが、今年新入団となりました。今年もダイナミックなプレーでチームに貢献したい」と強調した。同じく那覇市生まれのFW赤嶺真吾選手は「お聞きの通りハスキーボイスです。沖縄で飲み過ぎたわけではありません。宜しくお願いします」と語り、会場を沸かせていた。