沖縄初のシングルモルトウイスキーの魅力

 

沖縄の新しい魅力を生み出す

 もともと「太陽醸造」という名前だったヘリオス酒造。ギリシャ神話で「太陽神」を意味する「ヘリオス」に社名を変更した後も「沖縄の太陽を浴びたもので酒づくりを行う」ことをコンセプトに掲げ、県産のゴーヤーを100%使用したクラフトビール「ゴーヤードライ」や県産の紅芋を黒麹で仕上げた本格芋焼酎「紅一粋」など、沖縄が持つ恵みを生かした酒づくりをおこなってきた。

 今回の「許田カスクストレングス2020」は、今年で60周年を迎えるヘリオス酒造の長年の技術とこだわりが詰まった集大成ともいえる商品だ。全国に「許田カスクストレングス2020」の再販を待っているウイスキーマニアがいると思うと、沖縄に住んでいる身として誇らしい気持ちになる。

 2月にも再販を予定しているそうだが、おそらく一般の方の目に留まる前に売り切れてしまうだろう。来年、再来年も数量限定で販売予定だそうなので、いつか呑んでみたいと願うばかりである。

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