和漢薬膳師芸人・さーきーの医食同源!①意外と身近な薬膳の世界
- 2021/5/20
- 食・観光
はいたい!初めまして!スズカーサーキットという女性お笑いコンビでツッコミを担当しています。さーきーと申します!よろしくお願いします!
突然ですが、皆さんは「薬膳」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
恐らく「不味そう」「特殊な料理で作るのが難しそう」なんて言ったマイナスのイメージばかりだと思います。
実は沖縄に昔伝わる「医食同源」という考え方や慣習自体が、まさに「薬膳」の考え方そのものなんです。意外と身近な薬膳の世界。このコーナーで薬膳の奥深い魅力を、最近「和漢薬膳師」の資格を取ったさーきーが分かりやすく解説します!
そもそも薬膳ってなに?
薬膳とは何でしょう?
私が持っている薬膳の教科書にはこう書かれていました。
「薬膳とは、東洋医学の理論に基づいて作る健康料理。約3000年前の中国で生まれ現在まで受け継がれています。その人の体質に合った食材を摂って体内のバランスを整え、健康へと導こうとするものです」
…うん。理解するのに時間をくださいって感じですよね(笑)
噛み砕いて説明すると
「薬膳って言うのは体の不調を内側から治していこうぜ!と言う東洋医学の考え方をベースに作った体にいい料理のことだよ!一人一人の体の悩みや体質に合う食材を選んで作るから、オーダーメイドの食べる薬みたいなものだよ〜!約3000年前の中国で生まれて今も伝わってるとかやばーい☆」
と言う感じです。(噛み砕きすぎた笑)
人にはそれぞれ「疲れやすい」だとか「手足が冷える」だとか「お腹を下しやすい」と言った体質があります。
異なる体質なのに同じ薬をあげても、その薬は誰かには効くけど誰かには効かないですよね。
人の体質に合わせた薬を作り体の内側から改善していく。それが薬膳の考え方なのです。