11店30メニュー 動くフードコート「tototola.okinawa」

 

 テイクアウトや配達など、外食に変わって「中食」の需要が高まる中、有限会社池田食品(瑞慶覧宏至代表、西原町)は5月から、県内さまざまな飲食店の看板メニューを一括して販売するフードカー「tototola.okinawa」を本格稼働させている。もともと豆腐の移動販売でノウハウを蓄積していた同社が、コロナ禍を受けて得意分野を発揮させた形だ。スタート時点で11店舗30メニューが集まり、飲食店と街の購買者をつないでいる。

多彩なメニュー 一括移動販売

 提携する飲食店がメニューをtototola.okinawaに納品し、それを移動販売車が県内各地で販売する県内初の試みだ。イメージするのは‘動くフードコート’だ。事前にリクエストすれば施設や事業所に来てもらうことも可能。
 毎週木曜・金曜に稼働しており、現在のエリアは那覇・浦添・西原・与那原。販売先はSNSで発信しており、ゆくゆくは位置情報サービスを活用したリアルタイム情報も実装するという。

 瑞慶覧代表は「洋食屋タロウ、琉京甘味処サンスーシィ、栄町新小屋など、食の探求心が高いお客さんの舌を唸らせる飲食店をセレクトしています。基準は、美味しくて地域に愛されていること。僕自身も気持ちが高ぶるお店に参画してもらいました」と話す。

瑞慶覧宏至代表

 コロナ禍で落ち込む外食業界では、テイクアウトを強化するなど対策を打ってきたが、ただでさえ集客が少ない中で店頭以外での販売方法を模索してきた。瑞慶覧さんが代表を務める池田食品では、豆腐製品の移動販売が事業の柱になっており、コロナ以前から移動販売のノウハウを蓄積してきた。

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