STOPコロナ差別!陽性患者を探してはいけない理由

 

ポスター制作のほか、各所で啓蒙活動を実施

 田邉さん曰く、コロナ差別は意識的にする人よりも無意識でしてしまっている人が多数だ。つまりソーシャルスティグマについての知識を広め、意識や言葉を変えていく啓蒙こそが重要だと考える。

 「ただ単にポスターを配るだけではなく、意識を変えてもらうように大手企業を中心に力添えをいただいています。地道な作業にはなりますが、社内に口頭で啓蒙してもらうなど1人1人の意識に訴える活動をしています。啓蒙された人が1万人中数人でも人に伝えてくれれば、拡散的な効力を得ることができると思います。」

 田邉さんはオンラインセミナーやブログなども活用し、啓蒙活動を続けている。声を上げることを大事にし続けたことで、活動を初めて数か月経過する中で身近な人の意識が変わっていくのを実感していると語る。

沖縄コロナ警報発令。終息に向けて私たちができること

 7月の急激な感染拡大はなんとか切り抜けたものの、新型コロナウイルス感染者数は一向にゼロにはならず、じわじわと感染が広がっているのが現状だ。予断を許さない状況が続く中、26日玉城デニー知事は県独自の「沖縄コロナ警報」の発令を発表し、飲食の際の注意点や、職場や家庭内での健康管理の徹底などを呼びかけた。

 誰もが新型コロナウイルス感染者数に敏感になっている中、見落とされがちな「新型コロナウイルス感染者」の人権や暮らし。そこに焦点をあてた「陽性者を探さない啓蒙」を多くの人が理解することで、1日でも早くコロナ差別がなくなると共に新型コロナウイルスの終息が早まることを願いたい。

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三好 優実

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香川県出身・沖縄移住歴6年目のフリーランス編集者・ライター。主に沖縄県内の観光・グルメ・経済について執筆。シリーズ本「香川県あるある」の著者。

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