屋台村がコロナで全店休業から再開「沖縄の良さ取り戻したい」

 
提供:国際通り屋台村

 2015年にOPENして以来、外の風を浴びながらお酒が飲めたり、気軽にハシゴ酒ができることから県内外の呑兵衛に愛される「国際通り屋台村」。

 外席が多い屋台村は、人数さえ制限してしまえば新型コロナウイルスの影響をあまり受けることなく営業ができそうだが、実は「村」という集合体だからこその影響を受けた。7月、国際通り屋台村内のある店舗にて、新型コロナウイルス感染者が出てしまったのだ。

 国際通り屋台村は感染者が発覚してすぐに情報開示と全店休業に踏み切った。当時の対策や心境、そしてその後の対策について、国際通り屋台村村長の横井 聖司(よこい せいじ)さんにうかがった。

感染者が出たら……全店休業を公開で安心安全を

 国際通り屋台村は、新型コロナウイルスの影響を受けて2度休業した。1度目は、第1波の緊急事態宣言時である4月11日~5月20日だ。これは自粛要請による休業だった。その後は各自店舗ごとに営業を行っていたが、7月29日、国際通り屋台村内の店舗に勤務する従業員が、新型コロナウイルスに感染したことが確認された。それを受け、国際通り屋台村はすぐに全店休業した。

 国際通り屋台村は、感染者確認についてSNSや自社サイトにて感染者発覚についてと、全店休業を即日公開した。公開については義務ではないため、隠すという選択肢もあったのではないだろうか。公開に、抵抗はなかったのかを尋ねると、横井さんはこう答えた。

 「しっかりと対策していたつもりだけど感染者を出してしまった申し訳なさがありました。混乱を招く心配を考えると、言わないでおこうという気持も理解できます。現に、僕たちも村内で店を特定させるということはしたくなかったので、店名は絶対に誰も言わないように徹底しました。だけど村としてはやっぱり潔く出したいと思ったんです。訪れる人は減るかもしれないけど、結果安心安全な環境でみんなが楽しくお酒を味わってもらえるのが一番ですから」

 訪れたお客様に対し「こんなところに来るんじゃなかった」という場所にはなりたくない。そのために情報公開については誠実でありたいし、その後しっかり対策を行い、営業再開することが誠意だと思っていると話した。

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