沖縄への入域観光客、1月は62万人 26カ月連続で前年比増
- 2024/3/6
- 経済
沖縄県はこのほど、2024年1月の入域観光客数は前年同月比で18.2%増の62万9100人だったと発表した。コロナ禍が本格化する前の20年1月との比較では13.6%少ないが、26カ月連続で前年同月比の増加を達成した。
コロナ禍で激減した入域観光客数は23年度中、新型コロナの感染法上の分類が「5類」に変更されたこともあり、国内客はコロナ禍前とほぼ同じ水準まで戻した。
一方、外国客の入域は23年4月~5月は、19年同月比で25%程度だったが、その後は徐々に増えつつある。
今回発表された、24年1月の入域数は国内客が50万8800人(前年同月比4.4%増)、外国客は12万300人(同168.5%増)となった。19年度同月と比べると国内客は95.2%、外国客は62.2%まで回復している。
県は、同月の国内客入域数について、「外国船では初となる那覇発着フライ&クルーズが4回実施されたほか、県内各地で開催された桜まつりやマラソン大会、サッカーキャンプ見学などの各種イベント、年始・連休での航空会社の増便・臨時便や地方発着チャーター便があり、前年同月を上回った」と分析した。
2月の国内客については「3連休が2回あるほか、那覇発着フライ&クルーズは7回。また、プロ野球キャンプ見学、4年ぶりの開催となるおきなわマラソンなど各種イベントでの来訪があり、好調と見込まれる」とした。