3カ国、沖縄で事前キャンプ実施へ FIBAバスケW杯

 
FIBAワールドカップで3カ国の事前キャンプを受け入れると発表する玉城知事=8日、県庁

 沖縄県の玉城デニー知事は8日の定例会見で、8月25日から沖縄市の沖縄アリーナで開催される「FIBAバスケットボールワルドカップ2023」について、オーストラリア、ジョージア、カーボベルデ共和国の事前キャンプを受け入れると発表した。

 受入期間と市町村は、オーストラリアが8月21日から沖縄市、ジョージアは同18日から同じく沖縄市、カーボベルデ共和国は同19日から与那原町という。

 沖縄の子どもたちとトップアスリートとの交流などが目的で、代表選手がアドバイスや指導を行うバスケットボールクリニックや公開練習、練習後のサイン会、代表国同士による練習試合の無料招待などを行う。

 会見では、記者団から「FIBAは沖縄の観光振興でも重要だと思うが、懸念されるのは交通渋滞などだ。その点についての対策は、どの程度進んでいるのか」との質問も出された。

 これに対して、玉城知事は「特にパブリックビューイングを行う市町村などと連携し、会場だけに集中せずに分散してイベントが開催できるように協議を進めている」と語った。

 その上で、「交通渋滞などへの対策についても、できるだけ多くの県民が、会場で直接試合を観戦すること以外でも、FIBAワールドカップ2023に触れられる機会の創出を求めていきたい」と強調した。

(記事・写真 宮古毎日新聞)

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

おすすめ記事

  1. 前半38分、左サイドからのクロスに反応する沖縄SVの髙原直泰(奥中央)=3日、三重県のAGF鈴鹿陸…
  2. 鋭いドライブでディフェンスを抜きに行く宜保隼弥(右)=6月15日、沖縄アリーナサブアリーナ(長嶺真…
  3. FC琉球の監督に再就任し、意気込みを語る喜名哲裕監督=15日、那覇市の沖縄県体協スポーツ会館 …
  4. 前半35分、白井陽斗(中央)のスーパーゴールを祝福する野田隆之介主将(右)らFC琉球のメンバー=3…
  5. 初優勝を決め、喜びを爆発させる琉球ゴールデンキングスのメンバー=28日、神奈川県の横浜アリーナ©&…

特集記事

  1. 沖縄県庁  沖縄県は、地域の緊張を和らげようと、4月から「地域外交室」を設置し、照屋義実副知…
  2. 試合終了後、サポーター席に駆け寄って引き続きの応援を求める喜名哲裕監督(右)=24日、沖縄市のタピ…
  3. インタビューで昨シーズンを振り返る安間志織=5月18日、那覇市内  欧州を舞台に活躍していた…
ページ上部へ戻る ページ下部へ移動 ホームへ戻る 前の記事へ 次の記事へ