「球春」到来!プロ野球の沖縄春季キャンプが始動 選手、球団の注目は…
- 2023/2/2
- エンタメ・スポーツ
”二刀流”上原、俊足の神里、WBC戦士の大城らも注目!
昨年から投打の”二刀流”に挑戦している日本ハムの上原健太(広陵高校ー明治大学)はプロ7年目となった昨シーズン、先発を含めて自身過去最多の25試合に登板、3勝を挙げた。打席では5打数1安打とまだまだ存在感を発揮できていないが、身長191cm、体重90kgという恵まれた体格を生かし、大リーグで活躍する元日本ハムの大谷翔平のように投打を高いレベルで遂行できるプレーヤーに成長したい。
横浜の神里和毅外野手(糸満高校ー中央大学ー日本生命)も今季飛躍を誓うプレーヤーだ。自慢の俊足を生かして2年連続15盗塁を記録した1~2シーズン目から後は安定した活躍ができていないため、1月の自主トレ期間にはマスターズ陸上で金メダルを獲得したことのある短距離選手の譜久里武さんに弟子入りした。
1月19日にあった最後の合同練習では「盗塁を増やして足でチームを引っ張っていきたいです。セ・リーグで優勝し、日本一になることがチームの一番の目標です」と力強く語っていた。29歳で迎えるプロ6年目。”勝負の年”と位置付け、レギュラー定着を狙う。
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表「侍ジャパン」に内定した読売ジャイアンツの大城卓三捕手(東海大相模高校ー東海大学ーNTT西日本)も注目。5年間のプロ生活で着実に成績を伸ばし続け、昨シーズンは本塁打と打点で13本、43打点といずれも自身最高を記録した。「打てる捕手」としてだけでなく、盗塁阻止率もリーグトップクラスだ。
今月17日から実施される侍ジャパンの強化合宿と巨人の那覇キャンプは日程が若干重複するため、大城が来県する事はないかもしれないが、日の丸を背負って戦うWBC戦士に沖縄から熱いエールを送りたい。
4球団は2軍も実施 ロッテ1軍は石垣と糸満で!
各球団のキャンプ地や期間について、以下に掲載する。球場周辺の観光地なども含めた詳細なキャンプ情報は、沖縄県文化観光スポーツ部スポーツ振興課の公式情報サイト「2023沖縄プロ野球キャンプ」で確認できる。
※見方
【球団名】
①キャンプ地
②開催期間
【東京ヤクルトスワローズ 1軍】
①ANA BALL PARK浦添
②2月1日~2月27日
【阪神タイガース 1軍】
①宜野座村野球場
②2月1日~2月27日
【阪神タイガース 2軍】
①うるま市具志川野球場
②2月1日~2月27日
【広島東洋カープ】
①コザしんきんスタジアム
②2月17日~2月28日
【中日ドラゴンズ】
①Agreスタジアム北谷
②2月1日~2月27日
【中日ドラゴンズ 2軍】
①オキハム読谷平和の森球場
②2月1日~2月24日
【横浜DeNAベイスターズ】
①アトムホームスタジアム宜野湾
②2月1日~2月26日
【千葉ロッテマリーンズ】
①石垣市中央運動公園野球場
②2月1日~2月26日
①糸満市西崎総合運動公園
②2月14日~2月23日
【東北楽天ゴールデンイーグルス】
①金武町ベースボールスタジアム
②2月1日~2月19日
【東北楽天ゴールデンイーグルス 2軍】
①久米島野球場
②2月1日~2月19日
【北海道日本ハムファイターズ】
①タピックスタジアム名護
②2月1日~2月27日
【北海道日本ハムファイターズ 2軍】
①かいぎんスタジアム国頭
②2月1日~2月25日