Kinamiが国内活動本格化 米国名門音大経て 10月に新譜

 

 宜野湾市出身のシンガーソングライターのKinamiが、米国ボストンの名門・バークリー音楽大学への留学や、その後1年間の活動期間を終え、国内での活動を本格的に開始している。世界各地から同大学に集まってきたアーティストらと切磋琢磨した日々を経て、ことし5月には現時点での集大成ともいえる1stEP『ご自愛』をリリースした。「自分探しをしながらいろいろなジャンルに挑戦していきたい」との言葉通り、インディーポップを主軸にR&Bやレゲエなどの要素も織り交ぜた5曲が収録された本作。全曲とも自ら作詞作曲し、マーケティングなどビジネス面でも先頭に立って取り組む“完全自立型アーティスト”の歌姫・Kinami。10月10日にはニューシングル『Don’t need to let it go』の配信も控え、精力的に活動を続ける。

共同プロデューサー・ロドリゴ氏と1stEP制作

 Kinamiは2016年からバークリー音楽大学に在学し、2020年に卒業してからはコロナ禍で外出が規制されたボストンで曲作りやレコーディングなどに励んだ。共同プロデューサーにブラジル出身のロドリゴ·マーチン氏を迎えた。同じ学校で出会った仲間だ。「ボーカルはロドリゴの家のクローゼットで録りました。汗かきまくりながら」と、二人三脚で1つの作品を作り上げた。

バークリー音大時代(本人提供)

 4年間のバークリー音大の日々を振り返り「いろんな出身国やバックグラウンドから集まった仲間たちの強みを知れる機会になって、本当に刺激を受けましたし、自分自身のレベルアップすべきポイントにも気づかされました」と話す。

ボストン時代のライブフライヤー(本人提供)

 『ご自愛』収録1曲目の『Sun Kissed Baby』は、大学での「ハッピーな曲を作る」という課題が基になった、軽やかで夏に合うナンバーだ。「授業で発表する1時間前ぐらいに、ウクレレ弾きながら急いで完成させた曲なんですけど(笑) クラスのみんなから良いフィードバックをもらったので作り込んでいきました」と、短い時間で作った曲ならではの素直な感情が表現されている。ウクレレの音色も本テイクに収録した。当時「友達以上、恋人未満」だった相手をテーマに作ったもので、タイトル中のSun Kissedは「太陽がキスした」という意味に加えて「Sun-kissed=健康的に日焼けした」という意味も引っ掛けた。

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