大開運シーサー職人の野望「首里城福光シーサープロジェクト」とは
- 2020/9/15
- 社会
そうした想いから冒頭で述べた「首里城福光シーサープロジェクト」を立ち上げた宮城さん。首里城の火災で焼け残った赤瓦を有効活用することで、「師匠の作った赤瓦をアップサイクルするとともに、世界に知られる獅子像であるスフィンクス、マーライオンに続く“3大獅子像”として認知される巨大なシーサーを作りたいと思います」と語る。
「僕が生きている間の完成は無理かもしれませんが、何十年・何百年かかってもいいと思っています。建築中のサグラダ・ファミリアを見るために世界中から多くの観光客が訪れるように、かなり大掛かりなシーサーを作りたいと思っています」
宮城さんは現在、沖縄シーサー協会公式ページにて巨大シーサー作りの協力者を募集している。今後はクラウドファンディングも検討しており、協力者には瓦に名前を入れて巨大シーサーの一部にするリターンも考えている。
宮城さんの想いと技術、そしてそれに賛同する人々の気持ちが詰まった巨大シーサー。その誕生と、それによる沖縄への影響に期待したい。
沖縄シーサー協会ページはこちら
https://okinawa43.localinfo.jp/
MITSUOシーサー美術館
https://seasirmuseum.thebase.in/