大開運シーサー職人の野望「首里城福光シーサープロジェクト」とは

 

 そうした想いから冒頭で述べた「首里城福光シーサープロジェクト」を立ち上げた宮城さん。首里城の火災で焼け残った赤瓦を有効活用することで、「師匠の作った赤瓦をアップサイクルするとともに、世界に知られる獅子像であるスフィンクス、マーライオンに続く“3大獅子像”として認知される巨大なシーサーを作りたいと思います」と語る。

 「僕が生きている間の完成は無理かもしれませんが、何十年・何百年かかってもいいと思っています。建築中のサグラダ・ファミリアを見るために世界中から多くの観光客が訪れるように、かなり大掛かりなシーサーを作りたいと思っています」

 宮城さんは現在、沖縄シーサー協会公式ページにて巨大シーサー作りの協力者を募集している。今後はクラウドファンディングも検討しており、協力者には瓦に名前を入れて巨大シーサーの一部にするリターンも考えている。

 宮城さんの想いと技術、そしてそれに賛同する人々の気持ちが詰まった巨大シーサー。その誕生と、それによる沖縄への影響に期待したい。

沖縄シーサー協会ページはこちら
https://okinawa43.localinfo.jp/

MITSUOシーサー美術館
https://seasirmuseum.thebase.in/

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三好 優実

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香川県出身・沖縄移住歴6年目のフリーランス編集者・ライター。主に沖縄県内の観光・グルメ・経済について執筆。シリーズ本「香川県あるある」の著者。

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