まるで高校野球 創部8ヶ月での快挙! 都市対抗野球大会県予選②

 
4回銘苅選手が3塁打。ベースへ滑り込み

 都市対抗野球大会沖縄県予選・第二代表決定戦は8月30日、コザしんきんスタジアムで、エナジックとシンバネットワークアーマンズベースボールクラブの顔合わせで行われた。エナジックは前日の決勝戦で沖縄電力に敗北し、アーマンズは敗者復活戦を勝ち上がってきた。

 「アーマンズ」。野球ファンでも耳慣れないこの名前は、昨年末に創部したばかりのクラブチームで、公式戦もほぼ経験がなく、ベンチ入りもたったの13名。投手3名に野手が10名という、一人でも怪我をしたらお手上げになってしまうチームなのである。誰もが石嶺和彦監督率いるエナジックが主導権を握るであろうと想像し試合は始まった。

まさかの番狂わせ

 先行はアーマンズ。先頭の与那覇廉が安打で出塁すると手堅く送り、四番の銘苅圭介の適時打であっという間に先制点をもぎ取った。早々に流れをつかむと、四回には銘苅の3塁打の後、相手の失策で1点、五回には浜田晃成が安打で出塁し、悪送球を誘って3点目を追加した。八回は金城章斗からの3連打を含む5安打と四球を絡め、ダメ押しの4得点と、前日の勢いそのままにエナジックを圧倒した。 

銘苅圭介選手のタイムリーで1点先制

 一方、エナジックは初回、先頭打者が死球で出塁するも無得点、六回に一死満塁の好機を作るも後続が続かず。8四死球をもらいながらも流れを引き寄せられずホームを踏むことができなかった。第二代表決定戦は7−0でアーマンズが完封勝利、なんと、創部8ヶ月の新参チームが九州大会出場権を獲得した。 

ベンチから声援をおくるエナジック
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