キングス、一番乗りで準決勝進出決定 秋田に77ー56で連勝
- 2022/5/15
- エンタメ・スポーツ
鬼門のセミファイナルへ 今村「結果は付いてくる」
Bリーグが設立して今季で6年目だが、キングスのこれまでの最高成績はベスト4。直近の3季はいずれも準決勝に進出しているが、あと一歩のところでファイナル進出を逃し続けている。
キングスにとって準決勝を「鬼門」と表現する今村佳太は、勝敗を分けるポイントに「初戦」を挙げる。昨季は千葉に先手を取られ、第2戦で1勝1敗のタイに戻したものの、第3戦は疲労の蓄積もあり最後は力負けした。それを踏まえ、「初戦の大事さは去年痛感したので、第1戦を取ることが大事になる。しっかり準備をしていきたい」と気を引き締める。
まだ相手は決まっていないが、島根には金丸晃輔、A東京には田中大貴がおり、どちらのチームが上がってきても自身は日本を代表するウイングの選手とマッチアップする可能性が高い。「どの選手が相手でも自分のディフェンスが表現できればと思ってます」と平常心で臨む。
この日の小野寺の活躍を念頭に「ケガ人が相次いでも、試合ごとに別の選手がステップアップできる力が去年以上にある。これはチーム全体の自信に繋がる部分だと思います」と今季のキングスの強さを支える原動力を分析する。その上で「一喜一憂せず、自分達のバスケをやり続ければ結果は付いてくると思っています」と初の準決勝突破に自信を見せた。